ピカタ(伊:piccata)
イタリア料理を由来とした西洋料理のひとつ
日本で「ピカタ」と名称のつく料理は、
ピカタが独自にアレンジされたものと考えられる
日本のピカタ
小麦粉をまぶし、溶き卵に絡ませて焼いたもの
(卵にパルメザンチーズなどを混ぜることも多い)
海外のピカタ
小麦粉をつけて焼き、レモン果汁をかけたもの
(卵は使ったり使わなかったりと様々)
日本のピカタ
食材に塩、こしょうなど下味をつけ小麦粉をまぶし、
溶き卵に絡ませてソテーしたものが一般的
(卵にパルメザンチーズなどを混ぜることも多い)
短時間で調理するので、食材は薄い方がよい
海外のピカタ
卵は使ったり使わなかったりと様々
元々のイタリア料理としては、
卵を使わず、小麦粉をつけて焼き、
レモンを乗せたり、果汁をかけたものとされる
しかし、イタリアより外国でのほうが、
イタリア料理としての認知度が高い料理とされる
料理
食材
鳥獣肉のほか、
魚介類、野菜類を用いることもある
鳥獣肉
• 子牛肉
• 豚のひれ肉、豚ロース肉
• 鶏むね肉、鶏ささみ肉
など
魚介類、野菜類
• たら、まぐろなどの魚類
• ズッキーニ、ゴーヤなどの野菜
など
料理
• ポークピカタ
• 鶏肉のピカタ(チキンピカタ)
• ズッキーニのピカタ
など
由来
イタリアの伝統的な地方料理とされる
「Frittura piccata(フリットゥーラ・ピッカータ)」
がその元祖だといわれる
仔牛肉に小麦粉をつけてソテーした料理