【鍋料理】「もつ鍋」は牛や豚のホルモンが主材料の鍋料理

もつ鍋(もつなべ)

牛や豚の「もつ」を主材料とする鍋料理
(「ホルモン鍋」ともいう)

醤油や味噌などで味付けしたスープで
もつをニラやキャベツなどの野菜とともに煮る

「もつ」とは内臓(別名「ホルモン」)のことで、
「臓物(ぞうもつ)」の略であるとされる

もつ鍋はぷりぷりとしたホルモンの脂の甘みが特徴で、
もともとは福岡・博多の名物料理であり、
それが全国に広まっていったとされる

 

 

 

材料

もつ

もつには、部位により「赤もつ」と「白もつ」がある

• 肝臓や心臓などは色が赤っぽいことから「赤もつ」
• 胃や腸は色が白っぽいことから「白もつ」

もつ鍋の材料としては、牛の小腸などの白もつが一般的で、
小腸のほか、ミノ、センマイなどの胃や大腸などが使われる

 

そのほか材料

ニラ、キャベツなどの野菜や
ニンニク、鷹の爪(唐辛子)など

 

スープ

スープは醤油、味噌、塩などをベースとしたもの

【醤油スープ】
醤油をベースに、
昆布やカツオなどの旨味成分を加えて熟成させる

【味噌スープ】
コクがある味噌を使用し、こってりと深い味わいにする

【塩スープ】
食材の素材の味をダイレクトに感じられ、
さっぱりと食べられる

 

 

 

つくり方

一般的なつくり方としては、
鰹や昆布などでとったダシに醤油、味噌などで味つけし、
もつ、ニラ、キャベツ、そのほか材料を加えて煮る

残った汁に麺を入れて「締め」とする場合も多い

鍋料理といえば土鍋が使われることも多いが、
もつ鍋の場合は、主にステンレス鍋が使われる

 

 

 

歴史

第二次世界大戦後に福岡・博多において、
もつとニラをアルミ鍋で醤油味に煮たものが
ルーツとされている

食糧難の時代に、
もともと食用とはされていなかったホルモンを
美味しく食べる知恵から生まれたものとされる

1960年代には、
すき焼き風に食べられていたとされる

1992年、東京に「博多風もつ鍋店」が
オープンしたことをきっかけにブームとなり、
同年の新語・流行語大賞銅賞も受賞している