焼く調理に関する名称
「焼く」という調理を行う場合、
その調理方法によって様々な名称で呼ばれたりする
また、その名称が料理名にも用いられていたりする
主な「焼く」調理法
• 「ロースト」…じっくりと食材に火を通す調理法
• 「ソテー」……平たいフライパンで加熱する調理法
• 「ベイク」……主にケーキを焼くこと
• 「トースト」…パンに焼き色をつけること
グリル(grill)
焼き網を使った料理や調理法
(網などを使った直火焼き)
表面から一気に焼くので、焦げ目がつきやすい
(中まで火が通りにくい食材には向いていない)
食材の余分な脂を落とすことができる
グリル料理
• 焼き肉
• グリル焼きハンバーグ
• 鶏のグリル(グリル焼きチキン)
• 焼き魚
• グリル野菜
など
ロースト(roast)
時間をかけてじっくりと食材に火を通す調理法
(塊肉や厚みのある食材も調理可能)
「ロースト」とされる調理法
【天火焼き】オーブンなどで加熱
【直火焼き】直接火にあてて調理
【炙り焼き】直火に近づけ、じっくり加熱
【蒸し焼き】蒸しながら加熱
【焙煎】熱を加えて煎る
ロースト料理
• ローストビーフ
• ローストポーク
• ローストチキン
など
ソテー(仏:sauté)
平たいフライパンに少量の油をしいて熱し、
食材を一気に高温で加熱する調理法
短時間で食材に火を通す調理法なので、
食材は主に薄く切ったものが使われる
ソテー料理
• チキンソテー
• ポークソテー
• 白身魚のソテー
• ほうれん草のソテー
• きのこのソテー
など
ベイク(bake)
主にケーキ、パン、クッキー、菓子類などを
焼く時に用いられる言葉
直火ではなく、オーブンなどで熱伝導によって、
乾燥した熱気で調理する方法
パン屋を「ベーカリー(bakery)」と言ったりするが、
これも「bake(パンを焼く)」からきている
「ベイク」と名の付くもの
• ベイクドポテト
• ベイクドチーズケーキ
など
トースト(toast)
パンに焼き色をつけること
特に、スライスした食パンの両側を加熱して、
焼き色をつけたり、焦げ目をつけたりすること
パンの加熱には「ベイク」も用いられるが、
「ベイク」と「トースト」の違いは以下の通り
• 生地をオーブンで焼いてつくる➝「ベイク」
• 再加熱して焼き色をつける➝「トースト」