立春（りっしゅん）

まだまだ寒いが、暦の上で春が始まる日で、
ようやく春めいてくる日、春の気配が現れてくる日
（これから少しずつ暖かくなる春の始まり）

その他の季節にも
それぞれ「立夏」｢立秋」｢立冬」がある

立春の定義

天文学では太陽黄径315ºの瞬間を指し、
暦の上では、その瞬間を含む日を指す
（概ね2月4日になるが、前後することもある）

期間を指す場合は、
その日から雨水（2月19日頃）前日までを指す
（2月4日頃～2月18日頃までの約2週間）

暦の上での春とは、
｢立春」～「立夏の前日」までを指す
（2月4日頃～5月4日頃まで）

ただし、
気象庁の定義による春は「3月～5月末」まで

雑節の「八十八夜、二百十日、二百二十日」などは
立春を1日目（起算日）として数えられる

• 二至（夏至、冬至)…昼夜がほぼ最長、最短となる
• 二分（春分、秋分)…昼夜の長さがほぼ同じとなる
➝これらは、各季節のピークともいえる

｢立春、立夏、立秋、立冬」は、二至や二分の中間
➝各季節のスタートの時期にあたる

立春以降～春分までの間に、その年に初めて吹く
南寄り（東南東～西南西）の強い風のこと

春一番が吹いた日は気温が上昇し、
翌日などは再び寒さが戻ることが多い（寒の戻り）