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「クリスマス」はイエス・キリストの誕生日ではない

クリスマス(Christmas)

12月25日をイエス・キリストの誕生日と認識し、
それを祝うものとされていることが多い

しかし、
実際にはイエス・キリストの誕生日は不明で、
その日は「降誕(誕生)を記念する日」として祝われる

 

イエス・キリストの誕生日

聖書には、
イエス・キリストの誕生日に関する明確な記述はない

聖書からの推測によると、
「10月1日、2日」「9月15日」などの説が唱えられ、
少なくとも12月ではないと推測されている

 

 

 

12月25日の由来

冬至の祭り

ローマ帝国では太陽神を崇拝する宗教の影響により、
「冬至の祭り」を12月25日に祝う習慣があったとされる
(またはゲルマン民族やケルト民族による「冬至の祭」)

これは、冬になり短くなってきた日が、
冬至を境に長くなっていくことを「太陽の復活」と捉え、
それをお祝いするというもの

 

キリスト教の布教

その後、キリスト教が広まっていくと、
キリスト教においても、この習俗が取り入れられた

そして、結びつけるような形で、
「イエス・キリストの誕生を祝う日」が、
その日に定められたなどとされる

 

 

 

Merry Christmasの意味

Merry

「楽しい」とか「愉快な」という意味合い

Christmas

「Christmas」は、
「Christ」と「mass」から成り立っている言葉

【Christ】
イエス・キリストを意味する

【mass】
キリスト教における礼拝(ミサ)を意味する

Merry Christmas

「楽しいクリスマスを」といった意味合いになる

 

補足

異なる宗教や文化を持つ人たちが混在する地域などでは、
安易に「Merry Christmas」とは言えない場合がある

 

 

 

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