
「L」と「cc」の違い
「L」と「cc」は、どちらも体積を表す単位
「1L」の1000分の1は「1mL」と表せるが、
その体積と「1cc」の体積は等しい
「0.001L」=「1mL」=「1cc」
同様に体積を表す単位である「cm3」とも等しい
「1mL」=「1cc」=「1cm3」
用例
主に飲料水などには「mL、L」、
自動車・バイクの排気量には「cc」が使われ、
料理の際の計量の目安では、どちらも見られる
L(リットル:liter)
リットルの定義を解釈すると、
「1辺が10cmの立方体の体積=1L」と言える
10cm×10cm×10cm = 1000cm3 = 1L
(0.1m×0.1m×0.1m = 0.001m3)
1cm3=1mL
「 1cm3 」 = 1000cm3 × 0.001
「 1mL 」 = 1L × 0.001
(「m(ミリ)」は1000分の1を表す)
リットルの定義では「1000cm3 = 1L」であり、
それぞれを0.001倍した場合も
「1000cm3 × 0.001 = 1L × 0.001」となる
これらから、「1cm3=1mL」といえる
(1辺が1cmの立方体の体積=1mL)
体積に関する単位としては、
国際単位系の「m3、cm3」の使用が推奨される
(「L、mL」の使用は推奨されていない)
cc(シーシー:cubic centimeter)
「cc」は、「cubic centimeter」の略
(キュービック・センチメートル)
cubic(キュービック)とは立方体のことを表し、
「cubic centimeter」とは、1辺が1cmの立方体、
すなわち「cm3」のことを表す
これらから、
「 1辺が1cmの立方体の体積=1cc 」といえる
(「1cm3=1cc」)
体積に関する単位としては、
国際単位系の「m3、cm3」の使用が推奨される
(「cc」の使用は推奨されていない)
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