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「週始まり」には、日曜日始まりと月曜日始まりの2つがある

週始まり

一週間の始まりが何曜日かというのは、
日曜日」か「月曜日」かで意見が分かれる

として正式とされているのは「日曜始まり
社会活動の観点からすると「月曜始まり

カレンダーにも、
「日曜始まり」と「月曜始まり」の2種類がある

 

 

 

日曜始まりの由来

日曜日を一週間の始まりとするのは、
ユダヤ教やキリスト教的な考え方とされる

7日毎の周期を暦に用いたというのは、
歴史的に幾つか例が見られるが、
グレゴリオ暦(※)で「週」とされているものは、
ユダヤ教に由来するとされる

(※)
グレゴリオ暦=日本でも採用されている太陽暦

 

旧約聖書の解釈

旧約聖書には、
「神は6日間で世界を作り、7日目を安息日とした」
とあり、1週は7日であり、週の最後が休日となる

ユダヤ教の安息日は「土曜日」なので、
照らし合わせると土曜日が週の最終日となり、
「日曜日」が週の始まりとなる

キリスト教はユダヤ教が由来なので、
これに準じたとされ、そのキリスト教の考え方が
広く世界に広がったものと考えられる

 

新約聖書の解釈

新約聖書には、
処刑されてから第三日目である週の始めに
イエス・キリストは復活したとある

キリストが処刑されたのが「13日の金曜日」、
つまり第三日目は「15日の日曜日」となる

これにより、新約聖書においても
日曜日が週の始めとされているという解釈ができる

 

 

 

月曜始まりの由来

社会生活では「月曜日」始まりのことが多く、
社会実用上の週始まりは「月曜日」とされる

こういった背景などからヨーロッパなどでは、
月曜始まりのカレンダーが採用されるようになった

「ISO(工業規格の国際基準)」でも、
ヨーロッパ式の週番号を用いたカレンダーなど、
週の始まりを月曜日とするようなものがある

 

 

 

カレンダーの規定

ヨーロッパ式

日付と時刻の表記に関する国際規格「ISO8601」
による週の番号の規定を解釈すると以下の通り

• その年の最初の木曜日を含む週が「第1週」

• 年の第1週を「01」で表し、最終週は「52または53」
(「第一週:W01」~「最終週:W52またはW53」)

• 曜日番号は週の始まりを月曜日として数える
(「月曜日:1」~「日曜日:7」)

週番号の表示例

2018年11月26日(月)の場合➝「2018-W48-1」
(週番号:48、曜日番号:1)

 

アメリカ式

国際規格による規定はないが、
アメリカや日本などで主に用いられている
カレンダーにおける週には、以下の様な規則性がある

• その年の1月1日を含む週が「第1週」

• 年の最終週は「第52週」または「第53週」

• 週の始まりは日曜日

 

 

 

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