リゾット(risotto)
イタリアを代表する米料理のひとつ
生米を炒め、野菜・魚介・肉などの具材も炒めるか、
もしくは炒めずに加え、出汁やスープで炊いた料理
汁気が若干残るように炊く
(お粥や雑炊ほどは汁気を残さない)
調理に関して
使用する米
• 粘り気のある米より、サラッとした米が適する
(粘り気のある日本の米は、あまり適さない)
• 新米より、水分が抜けて硬化した古米が適する
(新米は、水分が多く、粘り気が出やすいため)
調理の特徴
• 汁気が若干残るように炊く
(お粥、雑炊ほどは汁気を残さない)
• 米は芯が少し残るくらいの硬さに仕上げる
(「アルデンテ」の状態)
• 調理中に鍋にフタをしない
(「炊飯」とは異なる調理法)
粘り気を出さないために
• 生米は研がず、洗わない
(「アルデンテ」にも仕上がりやすくなる)
• スープは熱い状態で加える
(米の表面のタンパク質が速やかに変質して固まる)
• スープは一度に全て注がず、数回にわけて加える
(米粒同士がぶつかり、内部のでん粉が出ないように)
調味
• 炒めるのに「バターやオリーブオイル」
• 炊くのに「ブイヨンや牛乳」
などが用いられたりする
リゾットの種類
【ミラノ風リゾット】
サフランで黄色く色づけたリゾット
【チーズリゾット】
仕上げにチーズを加えたリゾット
【クリームリゾット】
牛乳や豆乳で煮たリゾット
など
リゾットの由来
イタリアで食べられてきた米料理
名称の由来
米をイタリア語で「riso(リーゾ)」と言う
「risotto」は「riso」の派生語であるとか、
「riso ottimo(最高の米料理)」を省略した言葉とされる
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