オイスターソース
牡蠣(かき)の旨味を濃縮したソース
(オイスター(Oyster)=牡蠣(かき))
牡蠣(かき)の煮汁を加熱濃縮し、
調味料などを加えたもので、
牡蠣(かき)による独特の旨味と風味がある
広東料理など中国料理でよく使われる調味料
別称
日本語では「牡蠣油(かきあぶら)」とも言ったり、
中国語では「蠔油(ハオユー)」と言ったりする
用例
「炒め物、煮込み料理、スープ、麺料理」
などに使われたりする
製法
材料
• 牡蠣
• 調味料(醤油、みりん、糖類)
など
作り方の例
①)カキを水洗いする
(塩揉みして水ですすぐとぬめりがとれる)
②)カキをみじん切りや、すり身にする
(もしくは加工せずそのまま)
③)②を加熱(湯煎もしくは茹で)、ざるなどで濾す
(濾し残りに水を加えて、2~3回繰り返す)
④)抽出した汁を加熱し煮詰める
⑤)調味料を加えて加熱する
由来
オイスターソースの発祥は、
19世紀後半頃の中国の広東省とされる
由来は諸説あるが、以下など
• カキの日干しを作る際に出る煮汁に着目して考案
• カキ調理の際に出た煮汁を煮詰めていて偶然発見
ウスターソースとは異なる
「オイスターソース」に似た名前の調味料に
「ウスターソース」があるが、これらは異なるもの
原料の違い
【オイスターソース】
牡蠣、糖、醤油など
【ウスターソース】
野菜、果実、糖、酢、塩、香辛料など
味の違い
【オイスターソース】
カキによる独特な旨味と風味
【ウスターソース】
旨みに加え、やや辛みがある