「コーヒー牛乳」と「カフェオレ」の違い
原材料はどちらも「コーヒー」と「牛乳」
「コーヒー牛乳」として売り出していたものを
「カフェラテ」と名称変更した製品もあり、
その違いを明確化するのは容易ではない
主な違いとされているのは下記の通り
【コーヒー牛乳】
「牛乳」を主役とし、コーヒーや砂糖を加えている
「カフェオレ」に比べて牛乳の割合が多く、
コーヒーの苦みが少なく、甘い味わいに作られる
【カフェオレ】
「コーヒー」を主役とし、牛乳を加えている
割合は主に1:1で、
コーヒーの苦みや味わいも感じられる
コーヒー牛乳
牛乳などの乳製品にコーヒーや砂糖を加えた飲料
「コーヒー牛乳」はなくなった
2003年に改正された
「飲用乳の表示に関する公正競争規約」により、
生乳100%でないと「牛乳」の表記が認められなくなった
( 「加工乳や乳飲料」には牛乳の表記ができなくなった)
コーヒー牛乳は「乳飲料」の分類になるため、
その名称は変更されていき、
「コーヒー牛乳」という製品はなくなった
コーヒー牛乳に代わる表記
これまで「コーヒー牛乳」とされてきた製品は、
以下などの名称に表記が変更された
• コーヒー入り乳飲料
• カフェオレ
• ミルクコーヒー
• コーヒー(乳飲料)
• カフェオレ
• ミルクコーヒー
• コーヒー(乳飲料)
「ミルク、乳」の表記は、加工乳や乳飲料にも使用できる
(無脂乳固形分8%以上、乳脂肪分3%以上)
カフェオレ(café au lait)
カフェ・オ・レ(café au lait)
「ドリップコーヒー」と「ミルク」を混ぜたもの
割合は主に5:5
由来
フランス発祥の飲み物で、
•「cafe」=コーヒー
•「au」 =前置詞、英語の“THE”のようなもの
•「lait」 =ミルク
をそれぞれ意味する
飲用乳の表示に関する公正競争規約
http://www.jfftc.org/rule_kiyaku/pdf_kiyaku_hyouji/002.pdf
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