満年齢と数え年の違い
【満年齢】
生まれた時点を0歳とし、誕生日ごとに加齢
【数え年】
生まれた時点を1歳とし、
正月(1月1日)を迎えるごとに加齢
満年齢(まんねんれい)
生まれた時点を0歳として、
誕生日を迎えるたびに1歳ずつ年齢を重ねていく
現代日本における主流の年齢の数え方
数え年(かぞえどし)
生まれた時点を1歳として、
正月(1月1日)を迎えるたびに
1歳ずつ年齢を重ねていく
生まれた時点を1歳とする由来
生まれた時点を1歳とするのには、
大きく2つの説がある
①. 胎内にいる時間を0歳とする宗教的な考え
②.「0」の概念を用いなかった
(元号、学年なども「1年」から始まる)
正月で一斉に加齢する由来
誕生日ではなく、
正月を加齢のタイミングとしているのには、
大きく2つの説がある
① 処理の簡潔化
公的制度・地域行事での年齢基準について、
個人ごとに加齢のタイミングを扱うのが難しかった
(一斉に加齢することで、役所での管理も簡易)
② 閏月の存在
日本が過去に採用していた「太陰太陽暦」では、
「閏月」があり、誕生日に加齢する形にすると、
閏月に生まれた人の加齢定義が難しくなる
数え年から満年齢へ
「満年齢」が国・地方・公共団体の機関に対して
義務付けられるようになったのは、
昭和24年「年齢のとなえ方に関する法律」制定による
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