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「海」と「川」の関係、水の循環

水の循環

①. 海の水や陸地の水分などは太陽の熱で蒸発
②. 上空で雲となったり、風で移動
③. 雨や雪となって海上や地上に降り注ぐ

【海上に降り注いだ雨や雪】
➝そのまま再び海水となる

【地上に降り注いだ雨や雪】
➝地下水や川の水となり、海へと流れていく

そして、①~③を繰り返していく
(これが、自然界における「水の循環」)

 

 

 

「海水」と「淡水」

塩分を含む海水は、蒸発して「淡水」となり、
雨となって陸地に降り注ぐ

このため、
川や地下水などの陸地に存在する水分は「淡水

そして、
海に流れ込んでいくことで海水と混ざり、
再び塩分を含んだ「海水」となる
(塩分は海に流れ込むまでに含まれたりもする)

 

 

 

水の循環に関わる要素

• 「蒸発」…海、川の水や陸地の水分の蒸発
• 「雲」…蒸発した水蒸気が冷やされ凝結したもの
• 「雨」…雲や空気中の水分が海や地上に降り注ぐ
• 「川」…水が低地へ流れていく道筋
• 「海」…地球表面の巨大な水たまり

 

 

蒸発

太陽の熱などにより海から莫大な量の水が蒸発する
また、湖沼、河川、陸地からも水分が蒸発する

蒸発した水分は空気中に水蒸気として分散し、
気流に乗って移動する

 

 

 

水蒸気は、上空の冷たい空気に触れて冷やされ、
凝結して小さな水滴や粒になる

これらがたくさん集まって「雲」になる

 

 

雲の粒(水分)は、
まわりの水分と結合しながら大きくなり、
浮かんでいられないほど大きくなると落下する

落下しながらさらに水分を付着させ、
さらに大きくなって速度を増し、
雨となって海や陸地に降り注ぐ

陸地に降った雨水

• 湖や沼となる
• 川となって流れる
• 地面にしみ込み、地下水として流れる

 

 

 

川は高地に降った雨が低地へ流れていく道筋
(大もとは空から降った雨水)

山に降った雨や雪が地面にしみ込んで溜まり、
湧き水として山のあちこちから出て来て集まり、
「川」となったり、既存の「川」と合流する

地面にしみ込まなかった水もまた、
地表を流れて「川」となる

 

 

海は、地球表面の低地に貯まった巨大な水たまり

川となった水は、海へ流れ込む
(地下水が、地下経路で直接海へ出るものもある)

 

 

 

地球上の水

地球の水のほとんどは海

• 海水➝「約97%」
• 淡水➝「約3%」

 

淡水の内訳

• 「約69%」…氷河
• 「約30%」…地中深くの地下水
• 「約1%」  …その他

その他とは、

• 土壌の水分
• 湖、沼
• 河川
• 地表近くの地下水
• 大気中の水蒸気

など

 

 

 

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