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【琉球王国(沖縄)】歴史と成り立ち

琉球王国(沖縄)の歴史

【~11世紀頃】石器時代・貝塚時代

古くは狩猟を中心とした
石器時代の化石が発見されている

その後、海岸砂丘上で生活し、
漁獲類の採取が主の貝塚時代となる

【12~13世紀頃】グスク・三山時代

日本や中国、その他アジアの国との交流が
この頃から盛んになったとされる

グスク時代

12世紀頃から農耕を基盤とした社会が生まれる

その中で力をつけ、
農民を束ねた有力者「按司(あじ)」が、
石垣で囲まれた城「グスク」を築き、
小国家が各地に現れた

三山時代

各地の按司はそれぞれ束ねられ3つの国にまとまる

• 中部の「中山」
• 北部の「北山」
• 南部の「南山」

この3国で統治していた時代が「三山時代」

【1429年~1879年】琉球王朝時代

約100年続いた三山時代だが、
1422年に、この三山を
「尚巴志(しょうはし)」が統一したとされる

【1429年】
「琉球王国」が成立
初代琉球国王は尚巴志、首里城を王都とした

【1609年】
島津藩の侵攻があり、
琉球王国は事実上、日本の統治下になる

【1872年】
琉球藩の設置

【1879年~1945年】沖縄県(日本)

1879年に「沖縄県」となる

琉球の王族は日本の華族とされ、
琉球を納める立ち位置から除外され、
琉球王国は滅亡、実質日本に併合された

その後、「清(中国)」と日本の間で、
琉球の領有争いに発展したが、
日清戦争の結果、日本の領有権が確定

【1945年~1972年】琉球(アメリカ)

1945年、第二次世界大戦後に沖縄は、
独自の国「琉球国」としてアメリカに統治された

沖縄を戦争における「東アジアの要石」と捉え、
アメリカは米軍基地を次々と建設

駐留アメリカ軍も増加させていった

【1972年~】沖縄県(日本)

第二次世界大戦の結果において、
アメリカ統治下の「琉球国」となったが、
1972年に再び日本の「沖縄」となり、現在に至る

琉球王国と近隣国の関係

「琉球王国」成立後、
当時の大国である「明(中国)」と
冊封体制(さくほうたいせい)をとっていた

その後も長きに渡って関係を続け、
1609年、島津藩(日本)の統治下となった後にも
「清(明の後の中国王朝)」にも朝貢は続けていた

1879年に琉球王族による支配が終わり、
清との冊封体制も終わり、日本国の沖縄県となる

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