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【違い】「ミルクティー」と「ロイヤルミルクティー」

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違い

使用している「茶葉」や「ミルク」に大きな違いはなく、
その違いは作り方にある

【ミルクティー】
紅茶にミルクを注いで作る

【ロイヤルミルクティー】
茶葉をミルクと一緒に煮出して作る

 

 

 

ミルクティー(tea with milk)

お湯で茶葉を煮出した紅茶に
少量のミルクを加えたもの
(常温や温めたミルクが用いられる)

 

ミルクティーは和製英語

ミルクティーは和製英語であり、
英語圏では「tea with milk」などと言われる

 

 

 

ロイヤルミルクティー

一般的には、
茶葉をミルクと一緒に煮出して作ったもの

ミルクティーより、コクのある濃い味になる

単にミルクの割合が多い
ミルクティーを指すこともある
(ミルク50%以上のものを呼ぶことが多い)

 

ロイヤルミルクティーは和製英語

「ロイヤルミルクティー」という言葉は
日本でしか通用しない日本発祥の和製英語

イギリスなど海外において、
同様の製法で作られている紅茶はあっても、
「ロイヤルミルクティー」というメニューはない

 

 

ロイヤルミルクティーの作り方

一般に、
• 水の割合を増やすと後味がすっきり
• 牛乳の割合が多いほど濃厚な味わいを楽しめる

作り方には主に以下などがある

• お湯で煮出し、ミルクを加えて加熱する製法
• 熱湯で茶葉を開かせ、加熱したミルクで煮出す製法

 

注意点

牛乳を沸騰させると十分な抽出が出来ない
(牛乳に含まれるタンパク質が茶葉を覆うため)

紅茶は牛乳ではきちんと抽出できない

 

お湯で煮出し、ミルクを加えて加熱

水とミルクを1:1の割合、もしくは
煮出すのに十分な水と多量のミルクを用意する
(好みに応じて)

①. 水を沸騰させ、弱火にして茶葉を入れる
②. 数分間煮出し、ミルクを加え沸騰直前まで温める
③. 沸騰直前に火を止め、蓋をして数分蒸らす
④. 茶こしなどを使用して、カップに注ぐ

 

熱湯で茶葉を開かせ、加熱したミルクで煮出す

水とミルクを1:1の割合、もしくは
少量の水、多量のミルクを用意する
(好みに応じて)

①. あらかじめ少量の熱湯をかけ、茶葉を開かせる
②. 水とミルクを鍋に入れ、沸騰直前まで温める
③. 火を止め、茶葉を入れ、蓋をして数分蒸らす
④. 茶こしなどを使用して、カップに注ぐ

 

 

ロイヤルミルクティー向きの茶葉

ロイヤルミルクティーには、
しっかりとした味と色が出る茶葉が良い
(アッサム、ウバなど)

ブレンド紅茶の場合は、英国ブランドのもの

英国ではミルクティーが主流なので、
ロイヤルミルクティー向きのブレンド紅茶が多い

また、ロイヤルミルクティーは、
少量のお湯で紅茶を抽出するため、
細かい茶葉のものの方が抽出しやすく良い

 

 

ロイヤルミルクティーに適した牛乳

牛乳は高温で殺菌処理をしたものが一般的だが、
ロイヤルミルクティーには「低温殺菌牛乳」が向く

牛乳は高温で殺菌すると、独特な臭いが出るので、
紅茶の風味を損なってしまうことがある

低温殺菌のほうが、牛乳本来のうまみや栄養が残り、
ほんのり甘みも感じられる

 

 

 

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