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「カラオケ」音源の違い

「カラオケ」音源の違い

業務用のカラオケ機器を製造しているメーカーは、
• 第一興商(DAMシリーズ)
• エクシング(JOYSOUNDシリーズ)
(2018年時点)

メーカーやそれぞれの機種によって、
採用していなかったりするものもあるが、
選択できる音源などは主に以下など

 

サウンド

【通常】
パソコンなどを用いて作られたもの

【良音】
通常より細部の音にこだわって作られたもの

【生音演奏】
楽器演奏を収録したもの

 

映像、その他

【本人映像】
ミュージックビデオなど本人映像でカラオケ

【LIVEカラオケ】
ライブ映像とリアルな音源でカラオケ

【ガイドボーカル】
手本となるプロの歌声が流れる

【オリカラ】
本人映像とCDなどのオリジナル音源

【まま音】
ライブ映像などを本人歌唱もそのままで流す

 

 

 

サウンド

通常

メーカーや委託会社が、原曲などの音源をもとにして、
耳で聞いた音をコンピューターによる打ち込みなどで
演奏情報データに落とし込んでいき、再現したもの

楽器音をプログラムで表現するため、
本物の楽器音とは異なった音源になる
(プログラムの進化で、本物に近づいてきてはいる)

 

補足

実際の楽器や演奏者が必要ないので、
製作する際のコストが安く済む
(演奏情報ファイルやシンセサイザーなどを用いる)

ガイドメロディ(歌唱に合わせた音程)などが
加えられていたりする
(歌唱採点する際の基準の音程であったりする)

 

 

良音

作成方法は基本的に通常の場合と同様

通常の音源よりも細部までこだわったもので、
音質が通常よりも良いもの

 

 

生音演奏、生演奏

スタジオでの実際の楽器演奏を収録した音源
(一部、パソコンによる音源を含む場合もある)

プログラムではない、リアルな楽器音をバックに
カラオケを楽しむことができる

演奏の収録に伴う準備や時間、コストが必要

 

 

 

映像、その他

本人映像

アーティスト本人のミュージックビデオなどが
カラオケ映像に映し出されるもの

音源は基本的に「通常」のものが使われる

 

 

LIVEカラオケ

アーティストのライブ映像が映し出されるなか、
臨場感のある音源で、カラオケを楽しめる
(アーティストの声は入っていない)

 

 

ガイドボーカル

収録されたプロの歌声を音源と一緒に流すもの

練習、デュエット、サポートなどに利用できる

 

 

オリジナルカラオケ(オリカラ)

アーティストと同じ音源(CD音源など)と本人の映像

 

 

まま音、LIVE映像

アーティスト本人の音源・映像に加え、
アーティストの歌声まで、「そのまま」流す

ライブ感覚などを味わったり、
アーティストと一緒に歌っている様な感覚を楽しめる

 

 

 

カラオケ音源をつくる理由

そもそもCD音源を使えば、それで良いと思われるが、
わざわざカラオケ音源を作成するのには、
以下などの理由が考えられる

 

• CD音源の使用には権利処理の手続きが必要
(時間と費用がかかる)

• キーを変更した場合の音に違和感が生じにくい
(違和感を生じないように作成される)

• ガイドメロディを入れることで歌いやすい

 

 

 



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