会計のことばの違い
【お会計】
支払い金額を計算してもらうという意味合い
【お勘定】
「お会計」と意味合いは同じ
【おあいそ】
本来は店側が用いる言葉とされる
【チェック】
英語による言いまわし
お会計
ここでいう「会計」とは金銭の計算のこと
支払い金額を計算して、
提示してもらうために用いる
お勘定
ここでいう「勘定」とは金銭の計算のこと
(「お会計」と同様の意味合い)
支払い金額を計算して、
提示してもらうために用いる
おあいそ
「おあいそ」は漢字で書くと「お愛想」
諸説あるが、
本来は店側が用いる言葉であるとされる
有力とされる説は以下の2つ
へりくだった言い回し説
「会計のことを申し、愛想のないことで恐縮です」
などという意味合いで、へりくだって言ったもの
(社交辞令的に使われた言葉)
➝店側が客に対して使う言葉
この語源の意味合いの場合、
客の方から「おあいそ」と言うと、
「店に愛想が尽きた」といった意味になる
芸者のいる料亭の説
お客さんが帰る際に、芸者が料亭の女将に対し、
「最後に挨拶をして愛想をふってください」
という意味合いで「おあいそ」と依頼したもの
女将がその「おあいそ」の際に、
会計も一緒に行っていたことなどから、
いつしか会計を意味するようになったとされる
➝店員が店員に対していう業界用語のようなもの
チェック(check)
英語での会計時の言い回しで、
お願いを意味する「please」をつけて
「check please」というように用いられる
英語圏でも、国によっては「check」ではなく、
請求を意味する「bill]」の方が、
一般的に用いられている場合もある
日本においては「check」を用いて
「チェックお願いします」などと用いられる
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