アイスクリームとソフトクリームの違い
原料の違いではなく、製品温度の違い
(どちらも原材料は、乳製品、糖分、油脂など)
【アイスクリーム】
製造後「-30℃以下」で冷凍する
(販売時には-18℃以下で売られる)
【ソフトクリーム】
製品温度は「-5℃前後」
(機械から抽出し、すぐ食べる食品)
オーバーラン(空気の含有量)が多い
ソフトクリームは出来たてのアイスクリームと言える
ソフトクリームをさらに冷やして固めたものが
アイスクリームというイメージ
アイスクリーム
製造してソフトクリーム状になったものを
容器に詰め、「-30℃以下」で固めたもの
(販売時には-18℃以下)
一般的にアイスクリームと呼ばれるものは、
乳製品の「アイスクリーム類」にあたる
アイスクリーム類
乳製品を主要原料としたものを凍結させたもの
乳固形分や乳脂肪分などの割合によって
「アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス」
の3種類に分類される
【アイスクリーム】
乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上
【アイスミルク】
乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上
【ラクトアイス】
乳固形分3%以上
乳固形分3%未満のものは「氷菓」に分類される
(かき氷やシャーベットなど)
乳固形分・乳脂肪分
「乳固形分」…牛乳から水分を除いたもの
「乳脂肪分」…牛乳に含まれる脂肪分
ソフトクリーム
-5℃前後にフリージングされ、
固めないでそのまま食べるもの
(いわば出来立てのアイスクリーム)
なめらかな口あたりの良さと、
出来立てのフレッシュ感が大きな特徴
ソフトクリームもアイスクリーム類で、
乳固形分や乳脂肪分などの割合によって分類できる
「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」
製法
店先にあるソフトクリーム製造マシンでは、
配合した原材料を入れ、-5℃前後で冷やしながら、
空気を含みながら撹拌される
(空気が含まれることで、なめらかな口当たりになる)
オーバーラン(空気の含有量)
• 多いと、ふんわり滑らかに仕上がる
• 少ないと、重い感じに仕上がる