【違い】「チャーハン（炒飯）」と「焼き飯」

チャーハン（炒飯）と焼き飯の違い

基本的には同様の料理のことを指す

炊いたご飯（もしくは冷や飯）、卵、その他具材を
炒めたり焼いたりして作る料理

特にこれらの違いを示す場合、以下などがある

• 地域（東西）による違い
• 提供する場所による違い
• 卵を投入するタイミングによる違い

｢焼飯」と表記して「チャーハン」と読む場合もある

チャーハン（炒飯）は、中国から伝わった料理だが、
｢チャーハン」という言葉に馴染がなかったために
｢焼き飯」として全国に広まっていったとされる

そのうち、
｢炒飯の素（インスタント)」の台頭などにより
｢炒飯（チャーハン)」の名称が関東を中心に広まり、
関東と関西で呼称が異なるようになったとされる

• 主に関東や東日本➝「チャーハン」
• 主に関西や西日本➝「焼き飯」

関西などにおいて「焼き飯」と主に呼ばれるのには、
関西には鉄板文化があり、鉄板で焼くという料理が
多かったため親しみやすかったためとも考えられる

ただし、
かつては「焼き飯」と呼ぶのが一般的だった関西でも、
飲食店のメニューやマスメディアの影響などによって、
｢チャーハン」という名称が広まってきている

• 中華料理店➝主に「チャーハン」
• 中華料理店以外の飲食店➝主に「焼き飯」

ただし、必ずしもこの限りではない

• 飲食店、特に中華料理店➝「チャーハン」
• 家庭料理➝「焼き飯」

ただし、必ずしもこの限りではない

家庭料理の場合、余ったご飯（冷飯）を用いて
作るものを特に「焼き飯」と呼んだりすることがある

卵を入れるタイミングによる違いが主張される場合は、
それぞれ以下の通りとされる

【チャーハン】
卵、ご飯を炒める➝具材を入れてさらに炒める

【焼き飯】
ご飯を炒める➝卵、具材を入れてさらに炒める

ただし、
飲食店などにおいて「焼き飯」としていても
卵を先に炒めていることも多々ある

また、
｢焼き飯」の場合、卵を入れないこともある

具材や味付け（「醤油」か「ソース」か）などで
区別している場合もある