「カラースプレー缶」振ると鳴るカラカラ音はビー玉の音

カラースプレー缶の音

カラースプレー缶を振ると、
中でカラカラと音が鳴るものの正体は「ビー玉」
（中に1～2個などのビー玉が混入されている）

ビー玉を混入している理由は、
｢塗料（顔料)」と「溶剤」を撹拌させるため

 

 

 

カラースプレー缶の中身

カラースプレー缶の中に入っているのは、
• 色を付けるための「塗料（顔料)」
• 塗料を気体化する「溶剤」

この2つの物質が混ざり合うことで、
霧状の塗料を勢いよく噴出できる

 

放置していると分離する

• 顔料と溶剤が分離する
（噴射が弱くなる）

• 顔料が分離する
（分離してきれいな色が出ない）

このため、使用するときには、振るなどして
撹拌して混ぜ合わせる必要がある

 

 

 

ビー玉の必要性

撹拌が不十分だと、きれいに噴射できなかったり、
本来の色が出ないということになってしまう

そこで、ビー玉を入れることで、
缶を振った時に中でビー玉が動き回り、
よりしっかりと撹拌を行い、混ざり合いやすくなる