至急と早急の違い
どちらも「非常に急ぐ」という意味合いをもつ言葉
「どれぐらい急ぐか」というということに関しては、
その言葉を用いた人の思いや、状況などによって様々
【至急】
日常の会話からビジネスシーンなど、幅広く使われる
「至急」の場合は表題などとして、
それだけをさらに強調して表現することもある
(「【至急】アンケートの返事をお願いします」など)
【早急】
かしこまった場面などで使用される場合が多い
「早急」は至急のように強調表題としては使用されず、
「早急に~、早急な~」など文面としての使用が基本
至急(しきゅう)
非常に急ぐこと、大急ぎ
使い方
• 至急連絡をください
• 至急を要する案件です
• 至急、アンケートの回答と提出をお願いします
など
その他
さらに急を要する場合は「大」をつけて、
「大至急」とすると、緊急性が増す
早急(さっきゅう・そうきゅう)
非常に急ぐこと、極めて差し迫っているさま
使い方
• 早急に結論を出す
• 早急な対応が求められる
• 早急に調査して、ご連絡いたします
など
読み
早急には「さっきゅう」と「そうきゅう」の
2つの読み方がある
「さっきゅう」が正しいとされている場合も多いが、
確証はなく、どちらの読み方でも間違いではない
コメント