
ラグビーワールドカップ
ラグビーワールドカップは、
「4年に1度」(夏季五輪の前年)開催される
15人制ラグビーのナショナルチームの世界大会
主催は国際ラグビー評議会「ワールドラグビー」
参加チーム数
「20チーム」
「12チーム」
➝予選免除で自動的に出場権獲得
(前回大会で各プール戦の上位3位に入ったチーム)
「8チーム」
➝各地区予選により出場権獲得
(各地区予選、プレーオフ、敗者復活予選による)
2019年の第9回日本大会の予選枠は以下の通り
• ヨーロッパ「1」
• アメリカ「2」
• アフリカ「1」
• オセアニア「2」
• ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ「1」
• 最終プレーオフ「1」
本大会の方式
予選プールと決勝トーナメントから構成
参加20チームが4つのプールに分かれ、
総当たり戦を行い、各上位2チーム(計8チーム)が
決勝トーナメントへ進む
予選プール
5チーム×4プール(プール内総当たり戦)
出場20チームを4つのプールに振り分け、
プール内の各チームと1試合ずつ対戦
(組み合わせは抽選会による)
試合の結果ごとに「ポイント」が与えられ、
各プール合計ポイントの上位2チームが
決勝トーナメントに進出
「ポイント」
• 勝利➝「4ポイント」
• 引分➝「2ポイント」
• 敗戦➝「0ポイント」
「ボーナスポイント」
• 7点差以内での敗戦➝「1ポイント」
• 1試合4トライ以上➝「1ポイント」
(勝敗にかかわらず加算)
ポイントが同点のチームが2つ以上ある場合、
以下の順に比較して順位を決定する
①. 直接対決の勝者
②. 得失点差
③. トライ差数(トライ数-被トライ数)
④. 得点数
⑤. トライ数
⑥. 2019.10.14時点の世界ランキング
(2019年ワールドカップの場合)
決勝トーナメント
• 準々決勝(8チーム4試合)
• 準決勝(4チーム2試合)
• 決勝、3位決定戦
各試合、規定の時間内で決着がつかなかったときは
「延長戦」が行われる
①. 同点で終了した場合
➝「20分(10分ハーフ)の延長戦」を行う
②. 延長戦で決着がつかない場合
➝「10分間の再延長戦」をサドンデス方式で行う
(先に得点をあげた時点でそのチームの勝利)
③. 再延長戦でも決着がつかない場合
➝「キッキングコンペティション」を行う
ゴールキックを5人ずつ行い、
その成功数の合計本数で勝敗を決する
5人終了時点でも同点であれば、
6人目からはサドンデス方式を実施
(一方のみ成功した時点でそのチームの勝利)
歴史
第1回大会
第1回大会は1987年に開催
ニュージーランド・オーストラリアによる共催
夏季オリンピックとFIFAワールドカップに
開催年が被らないように、1987年に設定
開催年と開催国
第1回 | 1987年 | ニュージーランド・オーストラリア共催 |
第2回 | 1991年 | イングランド(イギリス) |
第3回 | 1995年 | 南アフリカ |
第4回 | 1999年 | ウェールズ(イギリス) |
第5回 | 2003年 | オーストラリア |
第6回 | 2007年 | フランス |
第7回 | 2011年 | ニュージーランド |
第8回 | 2015年 | イングランド |
第9回 | 2019年 | 日本 |
第10回 | 2023年 | フランス |
本大会の出場枠数
第1回~第3回大会➝「16チーム」
第4回大会以降➝「20チーム」
大会方式(予選大会)
第1回大会は、
招待国(地域)16チームによる開催のため予選なし
第2回大会以降は、
予選大会と本大会による形式に変更
(開催国、前回大会の成績上位国は予選免除)
第2・3回大会 ➝「前回大会ベスト8」
第4回大会 ➝「前回大会ベスト4」
第5・6回大会 ➝「前回大会ベスト8」
第7回大会以降 ➝「前回大会ベスト12」
(ベスト12=予選プール上位3位)
• ヨーロッパ「2」
• アメリカ「2」
• アフリカ「1」
• オセアニア「1」
• アジア「1」
• 最終プレーオフ「1」
本大会の方式
4チームずつ4組に分かれて総当たり戦
各組の上位2チームが決勝トーナメント進出
4チームずつ5組に分かれて総当たり戦
決勝トーナメント進出チーム
・各組1位の5チーム
・各組2位の5チームと各組3位のうち
最高成績1チームの計6チームでプレーオフ
(各プレーオフに勝った3チームが決勝進出)
5チームずつ4組に分かれて総当たり戦
各組上位2チームが決勝トーナメント進出
主催者
第1回大会
ニュージーランドとオーストラリアの両協会
第2回大会以降
国際ラグビーフットボール評議会:IRFB
(現:ワールドラグビー)