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「私書箱」は、自宅・会社以外で利用できる郵便物受取箱

私書箱(ししょばこ)

郵便局、その他の業者がその敷地内に設置しており、
個人でも法人でも借用可能な鍵付きの郵便物受取箱
(郵便受けポスト、ロッカーなどとも表現される)

自宅・会社以外に郵便物の宛先として利用できる

私書箱には、2種類がある
• 郵便局に設置されている「郵便私書箱」(無料)
• 郵便局以外が設けている「私設私書箱」(有料)

 

補足

私書箱が設置されているスペースには、
私書箱がロッカーのように複数並べられている
(1つ1つの箱が私書箱で、番号などで管理)

あて先は、
「○○郵便局 私書箱 第○○号」といった形式

 

 

利用ケース

• 大量の郵便物が届く個人、法人
(懸賞企画やプレゼント企画のためなど)

• 個人事業主が業務専用の宛先が欲しい場合
(事務所がなく、自宅で業務している場合など)

• 自宅に郵便物が届いてほしくない場合
(家族に確認されたくない郵便物があるなど)

• 差出人に自宅住所を知られたくない場合
(プライバシー保護のため)

など

 

 

メリット

郵便物が整理しやすい

会社などにおいて大量の郵便物が届く場合、
部署や企画ごとに私書箱を用意すれば、
宛先の違う郵便物が混ざらず、分類が容易になる

プライバシー保護対策

宛先が「私書箱」になるので、
差出人に会社や自宅の住所を伝える必要がない
(会社や個人宅が特定されなくなる)

同居人に知られずに郵便物を受け取れる

自宅を事務所としている場合などで、
同居人に見られたくない郵便物がある場合にも
確認されることなく受け取れる

 

 

デメリット

郵便物を取りに行く必要がある

郵便物を私書箱まで取りに行く必要があるため、
借りている私書箱の場所が遠いと、
それだけ取りに行く時間も必要となる

特に「郵便私書箱」は郵便物の貯め込み不可で、
早めに回収する必要がある

ただし「施設私書箱」の場合は、
転送サービスがあったりする(有料など)

受取りは、業務時間内

私書箱は店舗内に設置されていることが大半であり、
その設置店舗の営業時間内でないと利用できない

 

 

 

郵便私書箱

郵便局内に設置された「私書箱」

ただし、設置スペースを必要とするため、
全ての郵便局に設置されているわけではない

事前に郵便局と契約することで
個人でも法人でも利用することが出来る
(申請料金や利用料金は「無料」)

 

特記事項

利用料金無料のサービスなので、
空きがないことも多い

郵便私書箱に郵便物が届けられても、
それを通知してもらうサービスはない

郵便物を遅滞なく受け取ることが必要なので、
頻繁に足を運ぶ必要がある

 

 

利用できるもの

郵便私書箱の利用が可能なものは、
郵便事業が扱う「郵便物、小包」

書留、代金引換、大型小包などの場合は、
その旨を記載した札を私書箱に入れておき、
現物は郵便局で保管していることがある

 

 

利用方法

利用を希望する郵便局に空き状況等を確認し、
郵便局にて受け取れる利用請求書にて借用申請し、
承認されることで利用可能となる

 

利用条件

主な条件は以下のとおり

• おおむね毎日、郵便物等の配達を受ける方
• 私書箱を6カ月以上使用する方
• 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方

(日本郵便株式会社のサイトより引用)

 

 

 

私設私書箱

郵便局以外の業者が設けた「私書箱」

郵便私書箱の利用条件を満たしていなくても、
私設私書箱であれば利用可能

有料の場合がほとんどで、
業者によって申し込み方法や利用料金が異なる
(基本料金は、1000円~3000円程度など)

 

特記事項

私書箱に届いた郵送物を指定の住所まで
転送するサービスがある場合が多い
(オプション料金が必要だったりする)

私書箱に郵送物が届いたかどうかを
通知してもらえるサービスがあったりもする

 

 

利用できるもの

業者によっても異なるが、
「郵便物、メール便、宅配便、小包」など

 

 

利用方法

基本的に利用条件はなく、身分証の確認程度

法人の場合、登記事項証明書など、
法人の名称及び本店又は事務所の所在地
が確認できるものを提出

 

 

 

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