「自動改札」大人と子供の区別
背景
こども料金は大人料金の約半額
大人(中学生以上)と子供の違いは、
自動改札ではどのように確認しているのか?
(身長が高く大人の様な小学生もいる)
自動改札による確認
「こども乗車券」を自動改札機に通すと、
以下のいずれかが起こる
• チャイム音が鳴る
• もしくはその両方
(鉄道会社によって異なる)
それを確認した「駅係員」が通過者を目視し、
子供か大人かを判断する
子供ではないと判断した場合は声をかけ、
年齢確認や事情を聞く
➝必要に応じて料金の徴収などを行う
年齢による必要乗車券の区別
おとな乗車券
12歳以上
(12歳でも小学生は「こども」)
こども乗車券
• 6歳以上~12歳未満
(6歳でも小学校入学前は「幼児」)
• 幼児のうち、条件に該当する場合
(条件に該当しない幼児、乳児は乗車券不要)
幼児=1歳~6歳未満、乳児=1歳未満
幼児に乗車券が必要となる条件
幼児に「こども乗車券」が必要となる主なケースは以下
• 6歳以上の旅客に伴われる場合3人目から必要
(2人までは不要)
• 同伴者を伴わず幼児だけの場合
• 幼児が団体旅客として利用、又は団体旅客に伴い利用
自動改札機のランプ、チャイム音
自動改札機に「こども料金」の乗車券を通すと、
以下のいずれかが起こる
(鉄道会社によって異なる)
• ランプ点灯
(色は鉄道会社によって様々)
• チャイム音が鳴る
(ピヨピヨと聞こえるものが多い)
• 両方
(ランプ点灯、チャイム音)
確認を目視で行う理由
大人と子供の区別を
「身長や体重」で判別するのは難しいので、
機械で判断するという方法は用いられていない
画像処理
画像処理にて判別する方法の開発も進んでいるが、
判別時間がかかったり、判別能力が不十分である
このため、
• 大量の人が通過する場所では、まだ利用できない
• 導入コストに見合わない
といった理由などから採用されていないとされる
自動改札機のセンサー
自動改札機にはセンサーが搭載されているが、
センサーは人が通ったかどうかなどを感知している
(「大人」か「子供」かは判断していない)
大きな荷物を体から離して持っているだけで
「二人通った」と判断して扉が閉まることもある
(用いられているセンサーによる)
幼児が通った時に扉が閉まると、
危険になることもあるので、危険防止などのために
センサーによって身長も察知しているともされる
(察知高さは120cm~125cm程度など)
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