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「無洗米」のしくみ、製法など

無洗米(むせんまい)

炊飯の際に米を研ぎ洗いする必要がないように、
あらかじめ加工された米のこと

 

無洗米の利点

• 研ぎ洗う手間、時間が省略される
• 研ぎ洗う作業をしないので節水になる
• 研ぐ技術を必要としない

 

 

 

無洗米のしくみ

精米前の「玄米」の状態で付いている「ぬか」は、
精米することによって取り除かれる

しかし、
精米では取り切れない「ぬか(肌ぬか)」があり、
通常、炊飯前に研ぎ洗うことによって取っている
(「ぬか」を取らずに炊くと風味や食味が落ちる)

「無洗米」では、この「肌ぬか」を取り除く作業を
あらかじめ機械によって行っている

 

 

 

無洗米の栄養価

無洗米は栄養価が少ないと思われることもあるが、
精米後の米と比べて栄養に大きな差はないとされる

さらに、
無洗米の場合は米を研ぐ必要がないため、
水溶性(水に溶けだす)の栄養素が失われないとされる
(無洗米の製法により水を使用した製法では失われる)

 

 

 

米研ぎ技術と無洗米

通常の方法では、研ぎ方に差が出る
(肌ぬかを取り除く技術の差が出る)

米研ぎが上手に行われないと、
肌ぬかの除去が不十分であったり、
うまみ成分まで一緒に取り除いてしまったりする

無洗米では機械によって肌ぬかが除去されるため、
肌ぬかの除去に差は出にくい

 

 

 

無洗米の製法

乾式法

研米機やブラシなどでお米を磨き、ぬかを取り除く

水洗い式製法

水洗いでぬかを除去し、米を乾燥させる

BG製法

• 「Bran(ブラン:ぬか)」「Grind(グラインド:削る)」
• 「ぬか」で「ぬか」を取る方法
(ぬかの粘着性を利用して、くっつけてはがす)

NTWP製法

• NTWP(ネオ・テイスティ・ホワイト・プロセス)
• 水で表面のぬかを軟らかくし、タピオカに付着させる
• タピオカを水で流し落とし、米を乾燥させる

 

 

 

鮮度

• 精白米に比べ鮮度の低下が早いとされている
• 酸化しやすい「ぬか」がなく、鮮度は落ちにくい

など、相反する主張がある

ただし、こういった部分においても、
無洗米の処理方法(製法)によって異なるため、
「無洗米」として一概にどうであるとはいえない

 

 

 

無洗米のイメージ

昔の無洗米は、製法技術が低い上、
安価で質の落ちる米で作られることも多かった

また、品質に関する基準がなかったため、
肌ぬかの除去が不十分な商品もあった

こういったことなどから、
「やはり洗米は必要」「無洗米はまずい」という
イメージにつながっていった

 

現在の無洗米

現在は、
有名銘柄の米でも無洗米にて販売していたり、
無洗米工業会や無洗米協会などの団体によって
「無洗米の品質基準」が定義され、品質が向上

ただし、
その団体などの管理下にないものは、
十分な品質ではない可能性もあるので注意が必要

 

 

 

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