出雲大社(いづもおおやしろ)
主祭神として祀られているのは、
古事記に記された神話「因幡の白兎」でも知られる
「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ) 」
出雲大社の正式呼称は「いづもおおやしろ」
(「いづもたいしゃ」と呼ばれることが多い)
所在地は「島根県出雲氏大社町杵築」
大国主大神
「大国様(だいこくさま) 」と呼ばれることもあるが、
七福神の「大黒天(大黒様) 」とは別の神様
出雲の国の中心的存在
「出雲の国」は、
古代日本における神の国、神話の国
「古事記」「日本書紀」などにおいても
たびたび舞台となる
その「出雲の国」のなかでも、
中心的存在が「出雲大社」
以前の呼称
1872年以前の呼称は、
「杵築大社(きづきのおおやしろ) 」とされる
日本書紀の記述においては、
「天日隅宮(あめのひすみのみや) 」という名称にて
存在していたとされる
神在月(かみありづき)
神無月(かんなづき:旧暦10月)に
八百万(やおよろず)の神々が「出雲の国」に集まり
神議が行われるとされる
このため、神々が集まる出雲にとっては、
旧暦10月は「神無月」ではなく「神在月」
ただし、「神無」を「神が不在」と解釈するのは
語源俗解であるとされ、その解釈には諸説があり、
俗説から発展した伝承に過ぎないという見解もある
2礼4拍手1礼
一般的な神社における参拝では、
「2礼2拍手1礼」が基本
出雲大社においては、
「2礼4拍手1礼」が基本とされる
この4拍手になった由来は様々の説があるが、
出雲大社の公式HPでは、以下の様に伝えている
4拍手をする理由ですが、
当社で最も大きな祭典は5月14日の例祭で、
この時には8拍手をいたします。数字の「8」は古くより無限を意味する数字で、
8拍手は神様に対し限りない拍手をもって
お讃えする作法です。ただし、8拍手は年に1度の例祭(勅祭)
の時のみの作法としています。平素、日常的には半分の4拍手で
出雲大社公式HPより引用
神様をお讃えする4拍手の作法としていますが、
お祈りお讃えするお心に差はありません。
http://www.izumooyashiro.or.jp/
出雲阿国(いづものおくに)
出雲出身とされ、
歌舞伎の創始者とされる人物のひとり
安土桃山時代~江戸初期にかけて
芸能団を組織して活躍したとされる
歴史的文献が少なく不明な点が多い
(出雲大社の巫女であったという説もある)
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