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【違い】スイカの種の「白い種」と「黒い種」

スイカの「黒い種」と「白い種」


【黒い種子】

受精して成熟したもの
(中には芽となる胚が入っている)


【白い種子】

受精しなかったものや、
受精はしたものの成熟しなかったもの
(中に芽となる胚が入っていない)


 

 

 

スイカの種

種子の中には、
新たな植物体となる「胚(はい)」が入っている

種子の一番外側は「種皮(しゅひ)」という

 

黒い種

スイカの種子はめしべが受粉して受精がおこなわれると
胚がつくられ、種皮におおわれて、果実の中で成長する

果実が成熟する頃になると胚も成熟し、種皮も固くなる
(その状態が黒い種)

 

白い種

白い種は胚の成長がまだ未完成のものや、
あるいは受精がおこなわれず、胚ができていないもの
(白い状態の種は柔らかくて薄い)

茶色やうす茶色の種も、胚の成熟が不完全なもの

 

 

 

種は食べても大丈夫

種をそのまま食べると、
外側の種皮は頑丈に出来ていて、
ほとんど体内で消化されずにそのまま体外へ出る
(かみ砕くほど消化されやすくなる)

 

補足

種を食べても悪影響はあまりないと思われるものの、
ほとんど消化せずに体の器官を通っていくことになる

大量に飲むと体に負担がかかると思われるので、
そのまま飲み込むのは極力は控えた方が良い

 

 

 

スイカの種にまつわるウワサ

スイカの種を食べた場合、

• 虫垂炎になってしまう
• お腹の中で芽が出てしまう

などと言われる事があるが、
これらは迷信であると考えられる

 

虫垂炎の可能性

種がそのまま盲腸に溜まるという事は考えにくく、
虫垂炎になる直接の原因となりそうなものはない

完全に関連性がないとは言い切れないが、
種を食べることで虫垂炎になる可能性は低いと思われる

 

体内での発芽の可能性

体内では芽が出る条件が揃っていない

仮に発芽が進んだとしても、
おそらく芽が出るほど体内にとどまらない
(体外に放出される)

 

 

 

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