団体戦
卓球の団体戦は大会により様々な方式が取られる
• シングルスのみで行うもの
• ダブルスも組み合わせたもの
• 同性のみで行うもの
• 男女混合で行うもの
など
団体戦の試合方式例
• 3選手でシングルスのみ5試合
• 3選手で4シングルス、1ダブルスの計5試合
• 4選手で4シングルス、1ダブルスの計5試合
• 4選手で6シングルス、1ダブルスの計7試合
• ダブルスのみ
など
競技ルール
シングルス、ダブルス、いずれの種目も
それぞれの競技ルールにのっとって行われる
(団体戦のみのルールというものはない)
主要国際大会における団体戦方式
世界卓球選手権
• 1チーム3人
• シングルスのみの最大5試合
(先に3勝したチームの勝利)
どちらかが3勝した時点で、
未対戦の試合があってもその試合は行われない
オリンピック、ワールドカップ
• 1チーム3人
• 4シングルス、1ダブルスの最大5試合
(先に3勝したチームの勝利)
どちらかが3勝した時点で、
未対戦の試合があってもその試合は行われない
ABCXYZ方式
ABCXYZ方式とは、
国際大会などで行われる卓球の団体戦方式
ABCXYZ方式では、そのアルファベットによって
組み合わせがあらかじめ決められており、
その組み合わせ方法により、いくつかの種類がある
1チーム3人、計6人を
それぞれ「ABC」「XYZ」に割り当てる
進め方
試合前に対戦する両チームがまずコイントスを行い、
両チームを「ABC」か「XYZ」に決める
各チームの監督は「ABC」もしくは「XYZ」に
それぞれ出場する選手を割り当てる
特徴
先に3勝したチームの勝利
どちらかが3勝した時点で、
未対戦の試合があってもその試合は行われない
シングルスのみ
組み合わせ
第1試合:A vs X
第2試合:B vs Y
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X
特徴
ABC側の「A」「B」に入る選手と、
XYZ側の「X」「Y」に入る選手は、
それぞれ2試合を行う可能性がある
(「C」と「Z」は1試合のみ)
「A、B」と「X、Y」は、
対戦相手を変えながら組み合わせが組まれる
「C」と「Z」は、その組み合わせのみの対戦
(「A、B」および「X、Y」と対戦することはない)
4シングルス、1ダブルス
組み合わせ
第1試合(シングルス):A vs X
第2試合(シングルス):B vs Y
第3試合(ダブルス) :C+AまたはB vs Z+XまたはY
第4試合(シングルス):AまたはB vs Z(※1)
第5試合(シングルス):C vs XまたはY(※2)
(※1)A、Bのうち、ダブルスでプレーしていない選手
(※2)X、Yのうち、ダブルスでプレーしていない選手
特徴
第3試合にダブルスが行われる
第2試合終了後に休憩をはさみ、
監督がダブルスのオーダーを決められる
「AB」および「XY」のどちらかは必ず2試合で、
第5試合まで行われた場合は、全員が2試合になる
4シングルス、1ダブルス(新方式)
組み合わせ
第1試合(ダブルス) :BC vs YZ
第2試合(シングルス):A vs X
第3試合(シングルス):C vs Z
第4試合(シングルス):A vs Y
第5試合(シングルス):B vs X
特徴
第1試合にダブルスが行われる
ダブルスに出場しない1人は、
必ず第2試合のシングルスを戦う
「C」と「Z」は必ず2試合行うことになり、
第5試合まで行われた場合は、全員が2試合になる