卓球(ダブルス)
ダブルスは2対2の試合方式で行われる
競技ルールは基本的に「シングルス」と同様だが、
いくつかの条件が加わる
ダブルスの種目
• 男子ダブルス(男×2)
• 女子ダブルス(女×2)
• 混合ダブルス(男×1、女×1)
ダブルス特有のルール
• サービスは自陣の右半面から対角に打つ
• ペアの2人は交互にボールを打たなければならない
など
サービス
自陣コートの「右半面」にボールをバウンドさせ、
続いて相手側コートの相手から見た「右半面」に
交差するようにバウンドさせる
バウンドさせる面が正しくない場合は、
サービス失敗となり、相手のポイントになる
(センターライン上はOK)
※サービス以外は全面使ってOK
ペアの2人が交互に打つ
サービス後のラリーでは、
ペアは交互に打たなければならない
同じ競技者が2度続けて打つと
反則となり、相手のポイントになる
サービスの順番
初めにサービス権を持ったペアは、
まず、どちらがサーバーとなるかを決め、
レシーブ側もどちらがレシーバーとなるか決める
サービス権は、シングルス同様2本交替で、
2本打てば相手チームにサービス権が移る
(同じ選手が2本打つ)
サービス権が移ると、
相手のレシーバーだった選手が次のサーバーとなり、
サーバーでなかった味方選手がレシーバーとなる
(これを繰り返し、試合を進めていく)
補足
10オール(10-10)になった場合は、
シングルス同様、サービス権は1球交替となる
(それに合わせてローテーションを行う)
ゲームごとにラリー順を変える
次のゲームでは、前のゲームの最初に
サービス権が与えられていたペアとは
逆のペアにサービス権が与えられる
前のゲーム同様に、サービス権を与えられたペアは
どちらがサーバーとなるかを決められる
ただし、相手チームのレシーバーは、前のゲームと
組み合わせが異なるようにしなければならない
(打つ選手と受ける選手の関係を変えるため)
ラリー順は2パターン
サービスを誰が行うかによって、
スタートの違いはあるものの、
基本的な順番としては2パターンしかない
•「1ゲーム目」とその後の「奇数」のゲーム
•「2ゲーム目」とその後の「偶数」のゲーム
これらはそれぞれ、ラリー順は同様のものとなる
(※フルセットの最終ゲームは途中から異なる)
ラリー順の例
「自分(自)、味方(味)」「相手(A)、相手(B)」
の2ペアで試合を進める例を以下に示す
1ゲーム目のラリー順
例えば、自分が初めのサーバー、
相手「A」をレシーバーとした場合
2ゲーム目のラリー順
相手にサービス権が移り、
A・Bどちらがサーバーとなってもよいが、
例えば「A」がサーバーとなった場合
「A➝味➝B➝自➝A➝味➝B➝自➝・・・」となる
(スタートは違えど、基本的な順番は変わらない)
「A➝自➝B➝味➝A➝自➝B➝味➝・・・」となる
(打つ選手と受ける選手の関係が変わる)
フルセットの最終ゲーム
フルセットの最終ゲームでは、シングルス同様、
どちらかが「5点」に達した時点でチェンジコート
ダブルスの場合は、この際に、
レシーブ側のペアはレシーバーを交代し、
ラリー順が変わるようにする
サービスが1本残った状態
サーバーはそのままでレシーバーを交代
サービスを2本とも終えた状態
サービス権が移り、それぞれ以下となる
【サービス側】
直前にレシーバーだった選手がサーバー
【レシーブ側】
直前にサーバーだった選手がレシーバー