将棋の駒の種類
• 玉将(ぎょくしょう)、王将(おうしょう)
• 飛車(ひしゃ)
• 角行(かくぎょう)
• 金将(きんしょう)
• 銀将(ぎんしょう)
• 桂馬(けいま)
• 香車(きょうしゃ)
• 歩兵(ふひょう)
駒の持つ意味
一列目…宝の名を持つ「将」「馬」「車」
二列目…「戦車」
三列目…「兵」
一列目…宝の名を持つ「将」「馬」「車」
「将(武将)」「馬(騎馬)」「車(戦車)」
【玉】…宝玉
【金】…金
【銀】…銀
【桂】…肉桂(シナモン)というスパイスの一種
【香】…香料、香木など
いずれも、
将棋の原型ができたと思われる平安時代には貴重品
二列目…「戦車」
【飛車】…馬車
【角行】…牛車
三列目…「兵士」
【歩兵】…歩兵、兵士
成り(なり)
成りのルール
敵陣内に入る、敵陣内を移動する、敵陣内から出る
という手を指した時に「成る」ことが出来る
(敵陣内とは、相手側の三マス以内のこと)
成ることができる駒
「飛車」「角行」「銀将」「桂馬」「香車」「歩兵」
(「玉将(王将)」「金将」は成ることができない)
成った後の駒
• 飛車、角行 ➝「竜(龍)」に成る
• 銀将、桂馬、香車、歩兵 ➝「金」に成る
「飛車、角行」の成り
• 飛車⇒「竜王、龍王(りゅうおう)」
• 角行⇒「竜馬、龍馬(りゅうま、りゅうめ)」
成った後の動き
もともとの駒の動きに加え、
全方位1マスも動けるようになる
「銀将、桂馬、香車、歩」の成り
• 銀将⇒「成銀(なりぎん)」
• 桂馬⇒「成桂(なりけい)」
• 香車⇒「成香(なりきょう)」
• 歩兵⇒「と金(ときん)」
成った後の動き
銀将、桂馬、香車、歩は成ると
「金」と同じ動きをするようになる
成った後の文字
駒の裏側に書かれている成った事を表す文字は
本来の金と区別するため、全て「金」を崩した字
歩の裏側は、ひらがなの「と」のように見えるが、
実際には「金」を崩した文字
「銀将」➡「桂馬」➡「香車」➡「歩」の順に
崩し方を大きくすることで、どの駒であるかを区別
「王将」と「玉将」
一般的に、
一組の将棋駒には玉将と王将が1枚ずつ入っており、
慣例として上位者が王将、下位者が玉将を用いる
ただし、
将棋駒にはもともと「玉将」しかなかったとされる
(平安将棋には「玉将」はあるが「王将」はない)
王将が生まれた由来は、
• 「玉」から点を取って一方を「王」にした
• 豊臣秀吉が「王」にこだわり、一方を「王」とした
など諸説ある
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