シャチハタ
シャチハタとは一般的に、
「インクを内蔵した浸透印」のことをいう
シャチハタは正式書類NG
シャチハタが正式書類などで使えない理由には
主に以下の3つの理由がある
• 先端(名前部分)の材質がゴムであるため
• 朱肉ではなくインクを用いているため
• 大量生産品であるため
先端の材質がゴム
シャチハタは、先端の材質がゴムであるため、
その形状が変化してしまったりすることで、
押した印影が異なってしまう恐れがある
(同じ印影と特定できない場合がある)
ゴムの経年劣化により形状が変化
(他のハンコ素材に比べ、経年劣化しやすい)
傷がついて、形状が変化
(ゴムが柔らかい素材のため、傷付きやすい)
押す力加減の違いにより、印影が変化
➝インクの染出し具合が変わる
➝強く押すほど、ゴムの変形が大きくなる
(文字が変形したり、太さが変わったりする)
朱肉ではなくインクを使用
朱肉は浸透印に使用するのは難しく、
浸透印には「インク」が内蔵されている
朱肉
紫外線劣化に強いので、
印影が長きにわたって保管できる
(何十年と印影が色あせづらい)
インク
朱肉とくらべて紫外線劣化が早く、
印影が色あせやすい
(長期保存が必要な書類には大きなリスク)
ただし、
長期保存に優れたインクも開発されてきている
浸透印ではない通常のハンコなどでも、
インクを使えば印影を長く維持できない
大量生産品
シャチハタは主に工業的に大量生産されており、
同じ印面をもつ「同型印」が大量に存在する
(ハンコのうち安価な三文判なども「同型印」)
つまり、同じ姓では全て同じ形になってしまい、
同じ印影なら、書類内容を偽装することも可能
このようなことから、
防犯上、認印以外では基本的に使用は推奨されない
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