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【ラグビー】22メートルライン・22メートル区域

22メートルライン・区域

【22mライン】

ゴールラインから22mの位置に引かれたライン

【22m区域】

ゴールラインと22mラインの間の区域

22mライン・区域内の特徴

22mラインより内側、22m区域は、
攻撃側にとってはトライを狙うチャンスが増し、
防御側にとってはインゴール間近の最終防衛エリア

防御側にとっては一刻も早く脱出する必要があり、
基本的に陣地を回復することを第一に考える

このエリアでは、
防御側が陣地を挽回するために有利なルールがある

22mライン・区域内の戦法

タッチキックで地域を挽回
(ボールが出た位置からラインアウトで再開)

マーク
(ゲームを中断し、ドロップアウトでの再開)

タッチキックで地域挽回

自陣22mラインより自陣側において
タッチキックした場合、バウンド有無に関わらず、
ボールが出た地点からラインアウトで再開となる

このルールがあることで、
ハイボールでタッチキックすることができ、
陣地の挽回がしやすいようになっている

ラインアウトは相手ボールとなるものの、
陣地を挽回することでピンチをしのぎ、
その後のチャンスにつなげる可能性が増す

タッチキックとは、
タッチライン外側へボールを出すキック

キック位置とバウンド有無

通常、プレー中にボールがタッチを割ると、
ボールが出た地点からプレーが再開される

しかしそれが、キックしたボールの場合、
キックした位置やバウンドの有無などで
プレーの再開位置が異なったりする

自陣22mの外側からダイレクトタッチ

自陣22mラインより相手陣側でキックし、
ダイレクトタッチとなった場合は、
キックした平行位置からラインアウトで再開

これは真横に蹴り出したのと同様の扱いであり、
陣地の挽回ができないうえ、相手ボールによる
ラインアウトでのプレー再開となる

ダイレクトタッチとは、
ボールがバウンドせず直接(ダイレクト)、
タッチライン外側(タッチ)に出ること

バウンドしてからタッチに出た場合

キックしたボールが、
フィールド内にバウンドしてタッチに出た場合、
ボールが出た位置からの再開となる

バウンドさせて外に出すようなキックでは、
タッチに出る前に相手に奪われる可能性も高くなる

キック位置とバウンド有無のまとめ

• 自陣22mラインより後方(バウンドあり)
タッチラインを割った地点でラインアウト

• 自陣22mラインより後方(ノーバウンド)
タッチラインを割った地点でラインアウト

• 自陣22mラインより前方(バウンドあり)
タッチラインを割った地点でラインアウト

• 自陣22mラインより前方(ノーバウンド)
キックした平行位置からラインアウト

例外

自ら持ち込んだ場合

22mラインより相手側にボールがある状態から
自陣側にボールを戻してタッチキックした場合、
22mライン内のルールは適用されない

➝プレー再開位置は、22mラインより相手側
からタッチキックした場合と同様となる
(バウンドの有無で異なる)

ペナルティキックの場合

ペナルティキックでタッチキックした場合、
キックした位置やバウンドの有無を問わない

➝タッチラインを割った地点から再開
キックした側ボールでのラインアウト

マーク

防御側が自陣22mラインより後方で、
相手の蹴ったボールを『マーク』とコールして
ノーバウンドでキャッチすること

これによりプレーを一旦中断することができ、
「フリーキック」で再開することが出来る
(キャッチしたプレーヤーのキックで再開)

キックオフのキックや、
得点後の試合再開のキックはマークできない

フリーキック

キックの方法

パント⁠、ドロップキック⁠、
または⁠、プレースキック(タッチを除く)

キックの方向

ボールをどの方向へ蹴ってもよい⁠

スクラムの選択

フリーキックを与えられたチームは⁠、
スクラムを選択することもできる

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