ノスタルジー
主に以下の2つのような意味合い
• 離れた故郷などを懐かしむ気持ち(場所・空間)
• 過ぎ去った過去を懐かしむ気持ち(時間・過去)
• 過ぎ去った過去を懐かしむ気持ち(時間・過去)
遠い懐かしさを感じさせるもの、
得がたいもの、失われたものなどに対して、
心惹かれ、思いを馳せる様などを意味する
補足
実際に体験したことだけが対象ではなく、
憧れやイメージから同様の感情を持つこともある
古い時代の物品や風景などをみたときに
昔の映像や写真などから知っているだけでも、
そこに過去の懐かしさを感じたりする
同様の意味を表す言葉
• ノスタルジー(nostalgie:仏・名詞)
• ノスタルジック(nostalgique:仏・形容詞)
• ノスタルジア(nostalgia:英・名詞)
• ノスタルジック(nostalgic:英・形容詞)
同義の言葉
離れた故郷を懐かしむ気持ち
「望郷(ぼうきょう)」
故郷や遠く離れた場所を想像し、
懐かしんで思い馳せること(望郷の念)
過ぎ去った時代を懐かしむ気持ち
「懐古(かいこ)」「追憶(ついおく)」
過去の特定の時期・時代
過ぎ去った物事に懐かしみ、思い馳せること
どちらの意味も含む言葉
「郷愁(きょうしゅう)」
語源・由来
これらの言葉ができたのは、17世紀末のスイスで、
もともと精神医学の世界で使われていたとされる
「nostos(帰郷)」「algos(心の痛み)」といった
ギリシア語が合わさったものであるとされ、
「帰郷を悩む」といったことを意味する言葉
「帰りたい、でも帰れない」という気持ちで悩むため、
「ホームシック」とも解釈される
(一種の心の病という位置づけ)