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【花火】花火大会が夏に多い理由

花火大会が夏に多い理由

花火大会を夏に行う理由として、
考えられるものは以下など

• 鎮魂の目的で行われたお盆の行事であった
• 夏の風物詩として根付いている
• 夏が集客に適している

 

 

鎮魂の目的

日本でも古く、歴史のある花火大会で、
現在の様な花火大会の由来ともされるのが、
「両国川開き花火(現:隅田川花火大会)」

両国川開き花火の起源

「鎮魂、慰霊、悪病払い」などとして、
1733年に「水神祭」「川開き」に併せて、
両国大川で打ち上げられた花火が起源とされる

両国川開き花火の背景

1732年頃の
「享保の大飢饉」「コレラ」など疫病の流行により
多くの人々が犠牲になったりと暗い世相であった

恒例行事へ

この花火が恒例の行事となり、
花火大会となっていったとされる

そして、その他各地の花火大会が開催される際も、
川開きの時期や鎮魂目的としてお盆前後などに
設定されるようになったのでないかと推測される

 

 

夏の風物詩

花火大会といえば夏に浴衣を着て参加するイメージ

雑誌などによっても夏に花火大会の特集が組まれ、
夏休み・盆休みなどで多くの観客が見込まれる

また、夏祭りを彩るものとしても用いられている

 

 

夏が集客に適している

「夏」は夏休み・盆休みがあるので、
多くの観客が見込まれる

対して「冬」は、冬休みや正月休みがあるものの、
外は気温が低く、夜はさらに冷え込むため、
立ち止まって観賞するのは寒くて困難

夏も暑さで観賞は困難だが、
花火が上がる夜は日中に比べて気温は抑えられる

 

 

 

「夏」以外の花火大会

花火大会は「夏」のイメージが強いが、
実際には日本全国において春夏秋冬行われている

全国花火競技大会は「秋」に行われ、
年末にはカウントダウン花火大会など、
その他、様々な「夏」以外の花火大会がある

 

冬の花火

冬の花火は夏とは少し違った楽しみ方もある

冬は、空気中の塵やホコリが少なく、
空気が澄んでいるため、花火がよりきれいに見える
(春~夏は、黄砂など空気中に塵やホコリが漂っている)

また、冬は空気が冷たく、光の屈折が起こりにくいため、
遠くの景色まで鮮明になり、きれいに見える
(夏は空気が暖められ光の屈折が起りやすい)

 

 

 

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