全日本フィギュアスケート選手権
毎年12月下旬頃に開催される大会
日本スケート連盟が主催する
フィギュアスケートの日本一を決定する大会
(国内で最も大きな選手権大会)
全日本選手権大会は、国際大会への
派遣選手選考の最終選考会ともされており、
以後の国際大会出場にも関わる重要な大会
選考される国際大会
• 世界選手権
• 四大陸選手権
• オリンピック
種目
• 男女シングル
• ペア
• アイスダンス
出場者数
• 男女シングル:各30名程度
(フリーに進めるのは各24名)
• ペア:0~3組
• アイスダンス:1~7組
※ペア、アイスダンスの組数は、
これまでの出場組数の実績の範囲
(エントリー数によってまちまち)
参加資格
年齢
「開催年度の7月1日までに15歳に達していること」
ただし、15歳未満でも
フィギュア委員会が許可すれば出場可能
資格
男女シングル
「バッジテスト:7級以上」
バッジテストはフィギュアスケートの階級テスト
(「初級、1級~8級」の9階級がある)
アイスダンス
「プレゴールド以上を保有」
(パートナーのいずれかが保有していればよい)
「プレゴールド」はバッジテストの階級名
•「プレゴールド」…シングルの7級に相当
•「ゴールド」…シングルの8級に相当(最上級)
(アイスダンスのバッジテストは8階級)
ペア
「ペア固有の制限はなし」
予選会
全日本選手権に出場権が与えられるのは、
全国の各ブロックの予選会を
勝ち上がった選手、免除選手、シード選手
および、全日本ジュニア3位までの選手
(ただし、ノービス年齢の選手はのぞく)
全国6ブロックの予選会
(9月下旬~10月上旬頃に開催)
• 関東ブロック
• 東京ブロック
• 中部ブロック
• 近畿ブロック
• 中四国・九州ブロック
各ブロックの上位選手と予選免除者はそれぞれ
東日本ブロック、西日本ブロック大会へ進出
全国の各ブロックから東西ブロックへの進出枠は、
前年の成績により変動する
(地域により出場人数やレベル差があるため調整)
東日本・西日本ブロックの予選会
(10月下旬~11月上旬頃に開催)
東日本ブロックと西日本ブロック大会の
上位選手と予選免除者が全日本選手権へ
出場することができる
東西ブロックから全日本選手権への進出枠は、
前年の成績により変動する
(地域により出場人数やレベル差があるため調整)
備考
シード選手
前年の全日本選手権3位以内の選手
全日本選手権大会への出場権を与えられている選手
(予選ブロックに参加不要)
ただし、各ブロック大会に
シード選手が調整のために出場することはある
予選免除
グランプリシリーズ等の国際大会に出場するなど、
はっきりした理由がある場合は予選が免除される
国際大会に出場するようなトップ選手でも、
予選免除が最初から決まっているわけではない
国際主要大会と重なるなどの理由がない限りは
予選は免除されず、予選大会に出場する必要がある
予選免除の例
出場する国際大会と全国ブロック開催時期が重なる
➝全国ブロックは予選免除、東西ブロックは出場
(東西ブロックを勝ち上がれば全日本選手権出場)
出場する国際大会と東西ブロック開催時期が重なる
➝全国ブロックは出場、東西ブロックは予選免除
(全国ブロックを勝ち上がれば全日本選手権出場)