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止まっているエスカレーターに感じる違和感の要因

エスカレーターの違和感

止まっているエスカレーターに足を踏み入れた時や
上り下りの際に違和感を感じることがあり、
バランスを崩し、コケてしまいそうになったりする

 


【違和感を感じる要因】

• 脳の違和感
(動いているエスカレーターへの慣れによる)

• 目の錯覚
(エスカレーターの縦じまを見続ける事による)

などが考えられる


【バランスを崩す要因】

• 重心移動の失敗
(動いているエスカレーターへの慣れによる)

• 歩くリズムがずれる
(乗り口、降り口における段差の変化による)

などが考えられる


 

 

 

違和感を感じる要因の詳細

脳の違和感(慣れによる)

人間の脳は、
意識せずとも自転車に乗れるようになるように、
エスカレーター乗降の仕方も無意識に覚えている
(エスカレーターは重心の切り替えなどが必要)

そして、
止まっているエスカレーターに挑む場合も
エスカレーターは動いているものという潜在意識から、
動いている時と同様の動きを無意識にしてしまう

これによって、
重心のバランスが崩れて違和感を感じたり、
普段とは違う状況に、脳が危険信号として
違和感を生じさせているといったことが考えられる

 

対策

この特性は、何度も繰り返すことで動きを覚え、
慣れたら自然とできるようになるというもの

逆に「止まっているエスカレーター」に慣れれば、
違和感は少なくなる

 

 

目の錯覚(縦じまによる)

縦線がびっしりと入った本を読みながら歩くと、
どんどん線が歪んで見えてくる
(目が錯覚を起こす)

エスカレーターも縦じまがびっしり入っているため、
同様の状況となって、足元の縦じまがゆれて見え、
違和感を感じるということが考えられる

補足

止まったエスカレーターの場合は、
いつもと違い、足元をよく見て歩こうとして、
特に縦じまに注目するため、現象が起きやすい

動いているエスカレーターの場合は、
乗り込むタイミングで足元を見るくらいで、
それ以降は足元に注目せず、現象は起きにくい

 

対策

極力、足元に注目せずに歩く
(縦じまを見続けない)

 

 

 

バランスを崩す要因の詳細

重心移動の失敗(慣れによる)

通常エスカレーターに乗る時は
自然とエスカレーターの動きに合わせて
無意識に体の重心を前におき、バランスをとる

これを止まったエスカレーターでも行ってしまう
(無意識に体の重心を移動してしまう)

この止まっているエスカレーターにおいては、
不要な「重心移動」によって、バランスを崩す

 

対策

「止まっているエスカレーター」に慣れれば、
無意識に重心移動しなくなり、バランスも崩れない

 

 

リズムのずれ(段差の変化による)

エスカレーターは登り口と降り口のところで、
乗り降りしやすい様に段の高さが徐々に変化している
(最初と最後の何段かは一定の段差とは異なる)

このため、
その部分で歩くリズムが合わずにつんのめったり、
バランスを崩して、よろけてしまうことがある

 

対策

歩くリズムをつかむ

 

 

 

現象名

止まったエスカレータにより、
違和感を感じる現象は以下などの様に呼ばれる

•「壊れたエスカレーター現象」
•「故障エスカレーター現象」

そのほか、「エスカレーター効果」などの名称で
研究対象となっていたりもする

 

 

 

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