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「ダム」は河川の水をせき止め、水を貯める施設

ダム

ダムとは、流水を貯留するために設置された構造物
(河川の水をせき止め、水を貯める)

形や大きさは様々なものがある

 

 

 

ダムの役割・目的

ダムの主な役割・目的は以下の4つ

• 洪水対策
• 水資源の確保
• 水力発電
• 河川環境の維持

ダムの種類としては、
これら全ての機能を備えたものから、
特定のものに特化したものなど様々

 

 

洪水対策

大雨の影響で河川が氾濫するような被害を軽減する
(洪水など水害が発生しないようダムで調整する)

しくみ

洪水に備え、貯水できる容量を空けておく

雨が多い時は上流から流入してくる水を貯めこみ、
安全な水量だけを下流に流す

 

 

水資源の確保

雨が降らないなど水が不足した場合に、
貯めていた水を流して河川の水を保つ

背景

河川の水は、「生活用水、農業用水、工業用水
などとして様々な形で利用されているため、
不足すると、暮らしに大きな支障をきたす

その対策として、ダムを用いて、
安定して水を利用できるようしている

 

 

水力発電(利水)

ダムから流す水の力を利用して、水力発電を行う

しくみ

ダムによる落差を利用して、
高い場所から低い場所へ水を流す

その水の勢いで発電所にある水車を回転させ、
このエネルギーを電力に変換する

利点

【環境に優しい】
水力発電は、二酸化炭素の発生など、
環境に悪影響となる恐れのあるものが発生しない

【再生可能エネルギー】
水力発電に使われた水は、河川から海へ流れ、
やがて蒸発、雨として降り、再びダムや河川の水となる

 

 

河川環境の維持

河川の生態系、水質の保全など、
自然環境を維持するためにダムの水を利用

詳細

• 河川の動植物の生息環境に必要な流水の補給
• 河川の水質を維持するための流水の補給

ダムを用いることで、
常に必要な水量を河川に流し、自然環境を守る

 

 

 

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