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【フィギュアスケート】世界選手権

世界フィギュアスケート選手権

国際スケート連盟(ISU)が主催し、
毎年「3月下旬~4月上旬頃」に開催される

オリンピックを除けば、
シーズンで最も大きく重要な国際大会

開催都市は、毎年選考される

種目

男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目

 

 

 

出場枠・出場資格

各国の大会出場枠は種目につき最大3名(組)

ISUが定める世界選手権出場のための
ミニマムスコア(最低基準点)」を
獲得している必要がある
(獲得していなければ出場不可)

「ミニマムスコア」の獲得者がいなければ、
出場枠があっても行使できない

 

出場枠の決定条件

今季の世界選手権の成績で、
来季の世界選手権の出場枠が決定する

翌年にオリンピックがある場合、
オリンピックの出場枠にも関わる

出場枠の決定には、順位ポイントを用いる

 

順位ポイント

• 予選を通過できなかった場合「20ポイント」

• フリーに進出できなかった場合「18ポイント」

• フリーに進出し、16位以下の場合「16ポイント」

• 15位以上の場合「順位がそのままポイント」
(1位:1ポイント、2位:2ポイントなど)

 

出場枠

出場者1名(組)の場合

• 2ポイント以下➝「3枠」獲得
• 10ポイント以下➝「2枠」獲得

出場者2名(組)の場合

• 合計13ポイント以下➝「3枠」獲得
• 合計28ポイント以下➝「2枠」獲得

出場者3名(組)の場合

上位の2名(組)の合計値にて、
• 合計13ポイント以下➝「3枠」獲得
• 合計28ポイント以下➝「2枠」獲得

補足

世界選手権に参加しなかった場合でも、
最低1名(組)の出場枠は確保される

 

 

 

出場者

出場選手は、各国それぞれの選考方法で選出

日本の選考基準

最終選考会である「全日本選手権」の出場は必須
(全日本選手権大会終了時点での各成績を基に選考)

最終選考会時点で、
世界選手権のミニマムスコアがない場合でも、
ISUの定める獲得期限日までにスコア獲得
を条件として選考することがある

以下、「2018-2019シーズン」の各種目の選考基準

 

男女シングル(各3枠)

①)全日本選手権大会優勝者を選考

②)以下のいずれかから総合的に判断して1名選考

• 全日本選手権大会2位、3位
• ISUグランプリファイナル出場者上位2名
• ISU世界ランキング上位3名

③)以下のいずれかを満たす者から総合的に判断し、
 ①、②で選考された選手を含め3名に達するまで選考

• ②の条件に該当し、②の選考から漏れた選手
• ISUシーズン世界ランキング上位3名
• ISUシーズンベストスコア上位3名

ただし、過去に世界選手権大会3位以内の実績ある選手が
けが等のやむを得ない理由で全日本選手権に不参加の場合
事情発生前の成績を上記選考基準に照らして評価し、
大会時点での状態を見通しつつ、選考することがある

 

ペア・アイスダンス(各1枠)

以下のいずれかを満たす者から
国際的な競技力を考慮し総合的に判断して選考する

• 全日本選手権大会優勝組
• ISU 世界ランキング上位3組
• ISU シーズン世界ランキング上位3組
• ISU シーズンベストスコア上位3組

 

 

 

ミニマムスコア

大会ごとの最低基準となる出場者の「技術点」
(ミニマムスコアは大会によって異なる)

ミニマムスコアに達していないと、
その大会への出場資格がない

 

世界選手権のミニマムスコア

各種目のミニマムスコアは以下の通り
(2018-2019シーズン時点の基準)

男子シングル

ショート:34.00
フリー :64.00

女子シングル

ショート:29.00
フリー :49.00

ペア

ショート:27.00
フリー :44.00

アイスダンス

ショート:31.00
フリー :45.00

 

 

 

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