ビリジアン(viridian)
ビリジアンは「緑」や「深緑」とは異なる
• やや青みがかった緑
• くすんだ青みの緑
• 暗い青緑
などと表現される色
補足
一般に、水酸化クロムを主原料とする顔料、
および、その色のこと
この顔料は、
1850年代後半頃にフランスで発見されたもの
語源は、
ラテン語の「viridis(緑色)」とされる
絵具セットと「ビリジアン」
絵具セット(特に12色セットなど)では、
「緑」が無く、ビリジアンが入っていることも多い
理由
絵具は混ぜて使うことが多いため、
セットには「混ぜて作るのが難しい色」が
優先的に入っているためとされる
•「ビリジアン」と「黄緑」を足せば「緑」が作れる
•「緑」に色を足して「ビリジアン」を作るのは難しい
(ビリジアンは緑に比べ、より幅広い色が作れる)
また、草木の緑を表現するには、
「緑」より「ビリジアン」の方が自然な色が出る
ということも理由のひとつであるとされる
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