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「コインロッカー」返却されるお金を投入する理由

返却型の「コインロッカー」

施錠時に硬貨を投入し、解錠時に使用硬貨が返却される
仕組みをもった実質無料のコインロッカー
(商品名は「コインリターン式ロッカー」など)

主に図書館、プール、銭湯などで利用されている

 

 

 

採用の理由

無料ではなく、わざわざ返却される硬貨を
投入しなければならない仕組みを採用しているのは、

• 複数利用の防止
• イタズラ、愉快犯の防止
• 鍵の紛失、持ち帰りの防止

などのためであるとされ、
マナーが悪い人への抑止効果を狙っていると考えられる
(鍵の保証金という意味合いも多少はある)

 

複数利用の防止

複数のロッカーを使用することで、
使用出来る空いたロッカーがなくなってしまい、
他の利用者が使用出来なくなるというのを防ぐ

使用する個数分の硬貨を準備しなければならなかったり、
硬貨をそれぞれ投入するという手間が発生する事から
抑止効果が期待される

 

イタズラ、愉快犯の防止

面白がって複数や全部の鍵を締めて抜き取り、
ロッカーが使えなくなることを防ぐ

鍵を返却しないとお金も戻らないということで、
出費が発生するので、安易なイタズラに対して
しようとすることに対して抑止効果が期待される

 

鍵の紛失、持ち帰りの防止

忘れてうっかり鍵を持ち帰ったり、
故意に持ち帰ったりするのを防ぐ

施錠に硬貨を必要とすることで、
安易に鍵を持って帰ってしまうことを防ぐ

 

 

 

100円玉が利用される理由

実際には、100円か500円かを
初期設定で選択できるというタイプのものが多く、
10円や50円のタイプも発注できたりする

その上で、100円が選ばれているという場合が多い

抑止力という意味では500円の方が効果があるが、
そうしてなかったり、その他の硬貨を用いずに、
「100円」タイプが採用されている理由は以下などから

 

硬貨と持ち合わせ・抑止効果

【500円硬貨の場合】
• 持ち合わせている場合が少なく「準備が大変」
• 抑止効果は「高い」

【100円硬貨の場合】
• 持ち合わせている場合が多く「準備しやすい」
• 抑止効果も「程ほどに高い」

【50円硬貨の場合】
• 持ち合わせている場合が少なく「準備が大変」
• 抑止効果も「低い」

【10円硬貨の場合】
• 持ち合わせている場合が多く「準備しやすい」
• 抑止効果に「欠ける」

 

 

 

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