勝手に出口ゲートが開く駐車場
駐車場によっては事前精算を済ませていれば、
出口ゲートにて駐車券を挿入しなくても
ゲートが開いて退場できるところがある
しくみ
「車番認識システム」というものが利用されており、
ナンバープレートを入場時に撮影し読み込むことで、
管理システムに駐車券情報と一緒に登録される
事前精算を済ませれば、それもシステムに登録され、
出口ゲートでナンバープレートを認証することにより
ゲートが開くという仕組みになっている
しくみの詳細
①入口ゲート
「ナンバープレート」をカメラで撮影し、
ナンバー情報と駐車券情報を管理システムに登録
(ナンバー情報は駐車券にも印字される)
②事前精算
精算情報が管理システムに送られ、
駐車券に関連付けされているナンバーが
「精算済み」という認識になる
③出口ゲート
ナンバープレートが再びカメラで撮影され、
読み込んだナンバーが「清算済み」と認証されれば、
駐車券を精算機に入れなくてもゲートが開く
ナンバーの読み取り失敗
入口にて読み取り失敗した場合は、
管理システムにナンバー情報が登録されないので、
出口にて勝手にゲートが開くことはない
(駐車券の挿入が必要)
また、
出口でナンバーが読み取れない場合も同様
読み取り失敗となるケース
• ナンバープレートの汚れ、折れ、曲がり
(泥汚れや雪など)
• ライトをハイビームにしている
(カメラに光が映り込み読み取れない場合がある)
システムを用いるメリット
• 出場の時間を短縮し、出口での渋滞を緩和
• 駐車券が見つからないということが無くなる
• 駐車券挿入のために精算機に幅寄せしなくて良い
(運転が苦手な場合、特にメリットを感じる)
採用している施設側のメリット
データの蓄積
来客者が何月何日に訪れ、
何時間駐車しているかなどを
記録する事ができ、データを蓄積できる
捜査協力
犯罪に巻き込まれている可能性がある車体の
ナンバーの確認を警察から問い合わせられても
すぐに対応できる
入場制限
ナンバーを事前登録していれば、
登録のないクルマの入場制限ができる
(専用パーキングなどで用いられる)
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