脱サラ
脱サラとは、「脱サラリーマン」の略で、
サラリーマンが会社を脱する(辞める)ことを言う
ただし、単にサラリーマンを辞めるというより、
基本的には辞めて独立し、事業を始めることを言う
(自ら進んで行動することを言う)
「脱サラ」とされないケース
結婚して専業主婦(主夫)になるために
サラリーマンを辞めても「脱サラ」とはされない
リストラされてやむなくサラリーマンを辞めた場合や、
勤めていた企業が倒産・廃業した場合など、
受動的なものや無目的なものは「脱サラ」とはされない
「サラリーマン」と「脱サラ」の比較
サラリーマン
メリット
• 安定した収入が得られる
(組織に所属して給料をもらう)
• ボーナスや退職金が得られる
(制度を採用していない企業もある)
• 基本的に週1~2日程度の休日が確保される
(会社は週休制を導入している場合がほとんど)
• さまざまな福利厚生がある
(社員食堂、住宅手当、各種休暇制度など)
• 「厚生年金」「社会保険料」を会社が負担することもある
(全額ではなく、半額や何割かなど)
デメリット
• 組織の歯車として仕事をする
(意に沿わない仕事を行わなければならないこともある)
• 仕事の成果が直接給料に反映されない
(評価が上がることにより昇給することはある)
• 会社の規則や方針に従う必要がある
(自分の思いと違う決定をしないといけないこともある)
• ビジネスのスピード感に欠けることがある
(決定を出すまでの根回しが多かったりするため)
• 多くの場合、定年制度が設けられている
(能力・やる気があっても、定年を迎えれば退職)
脱サラした場合
メリット
• 自分のやりたいことができる
(やらされている感がなく、やりがいを持てる)
• 思うがままに事業を展開することができる
(自分のやり方でスピード感をもって進められる)
• 仕事の成果が収入に反映される
(成果があがれば、その分収入も増える)
• 時間の使い方は自分次第
(自分の裁量で仕事ができる、自由度の高い働き方)
• 定年がない
(引退のタイミングは自分次第)
デメリット
• 収入が保証されない、収入が不安定
(事業が必ずしも成功するとは限らない)
• 社会的信用が低くなる
(ローンなどが組みにくくなる)
• 雑務の負担が増える
(税金、保険、年金等の手続きを自ら行う必要がある)
• すべてにおいて自己責任
脱サラ後の事業の例
起業
• 企業
• ベンチャー企業
• 個人事業
産業
• 農業
• 漁業
伝統産業
• 織物産業、染物産業
• 焼き物産業
• 伝統工芸品の製作
芸術家・創作活動
• 画家、漫画家
• 書道家
• 音楽家
• 写真家
• 美術アーティスト
専門職
• プログラマー、システムエンジニア
• デザイナー
• イラストレーター
• ライター、コピーライター
• 翻訳家、通訳家
インターネットビジネス
• ネットショップ
• アフィリエイトビジネス
(ブログなどで広告収入を得るビジネス)
飲食店・商店の経営
• ラーメン屋
• パン屋
• カフェ、喫茶店
• 居酒屋、バー
フランチャイズ(加盟店)オーナー
• コンビニ
• ファーストフード
• カフェ