サラリーマン(salaryman)
サラリーマンは、
「salary(給与)」と「man(男性)」
を組み合わせた和製英語
はっきりとした定義はないが、
一般的に民間企業に所属する会社員のことを指す
(給与所得で生活する人、給与所得者)
日本では会社員のことを
「ビジネスマン」と言ったりもするが、
英語の「businessman」は、実業家や経営者のこと
英語で同様の意味をもつ言葉
•「office worker」
•「white collar worker」
など
「サラリーマン」の対象者
一般的に民間企業に所属する会社員のこと
(給与所得で生活する人、給与所得者)
その全てが対象ではなく、
給与所得者でも、会社役員や専門職は、
一般的に「サラリーマン」に含まれない
サラリーマンに含まれない例
• 会社役員
• 専門職(医師、弁護士、税理士など)
• 現場作業員
• 非正規社員(アルバイト、パートタイマーなど)
• 公務員
• 派遣社員
• 自営業者
など
女性の場合
「サラリーマン」は、
一般的に男性に対して用いられる名称
女性の場合は「OL(office lady)」
と呼ばれることが多い
ただし、「OL」と呼ばれる対象は、
サラリーマンほど広義なものではなく、
事務職に従事する女性会社員などに限定される
「サラリーマン」の語源・由来
「salary」の語源は、
ラテン語で「塩」を意味する「sal」「salarium」
(「sal」は、英語「salt(塩)」の語源ともされる)
古代、貴重であった塩は、古代ローマにおいて
兵士の給与として与えられていたとされる
そして「salary」は給与を意味する英語表現となり、
明治時代や大正時代頃の日本において、
給与を意味する「salary」と「man」を組み合わせた
「サラリーマン」という表現が使われるようになる
「サラリーマン」補足情報
海外での「salaryman」
サラリーマン(salaryman)は和製英語だが、
海外でも「日本の会社員」を指す名称として
浸透しつつあるとされる
リーマン
サラリーマンは、
「リーマン」と略して呼ばれたりする
リーマン・ショック
2008年頃に巻き起こった、アメリカの投資銀行
「リーマン・ブラザーズ・ホールディングス」の
経営破綻に伴う、連鎖的な世界規模の金融危機
ここでいう「リーマン」とは会社名のことで、
「サラリーマン」のことではない