「シングル」と「ダブル」の違い
【シングル】
• 1枚巻のトイレットペーパー
• トイレに詰まりにくい
【ダブル】
• 2枚重ねで巻かれているトイレットペーパー
• 肌触りが柔らかく、ふんわりしている
• 吸水性が高く丈夫
トイレットペーパーの特徴
トイレットペーパーは、
水に溶け、程よく丈夫で柔らかい紙
• トイレに流すため、水に溶けやすい
(詰まりが起こらないように)
• 汚れを拭きとるために丈夫さがある
• 肌に用いるため、柔らかい
(硬いと使用感が悪く、肌にも悪い)
エンボス加工の凹凸
一般的なトイレットペーパーは、
エンボス加工によって凸凹をつけてある
(「シングル」「ダブル」どちらも)
これにより、
「吸水性」と「柔らかさ」を実現している
エンボス加工には様々な模様があって、
一般的には凸凹が細かいほうが柔らかくなる
シングル
1枚巻のトイレットペーパー
シングルの長所・短所
長所
• ダブルに比べて減りにくく経済的
• ダブルに比べてトイレに詰まりにくい
短所
• 巻き取り中に切れやすい
• 硬い感触の製品も多い
(特に安価なものほど硬かったりする)
ダブル
二枚重ねにする事によって、
シングルに比べて「吸水性が良い」「破れにくい」
裏同士を合わせることで両面表にしており、
「両面とも肌触りが良い」
重ねた間に空気が入り「ふわっと感」がある
ダブルの長所・短所
長所
• 肌触りが柔らかく、ふんわりしている
• 吸水性が高く、丈夫で破れにくい
短所
• シングルに比べて減りやすい
• シングルに比べてトイレに詰まりやすい
経済性
「シングル」と「ダブル」に価格の差はないが、
1回ごとの使用量(巻取り量)の観点からすると
「シングル」の方が経済的だと考えられる
巻取り量を意識して使用できるならば、
経済性に差はない
価格
同メーカーの同様製品では一般的に、
シングルでもダブルでも、1ロール分の量は
基本的に同じで、価格の差もほとんどない
ダブルの長さはシングルの半分ほどの長さ
(トータルの長さは同じ)
(例)
「シングル」…1枚紙で1巻60m前後
「ダブル」 …2枚紙で1巻30m前後
使用量(巻取り量)
トイレットペーパーの巻取り動作は習慣化しており、
普段シングルを使用している人がダブルを使用すると、
必要以上に巻き取ってしまうことが多い
このため、ダブルの場合、
シングルで巻き取るのと同じといかないまでも、
少し多めに巻き取ってしまうことが多い
(本来はシングルの1/2ほどの巻取りで十分)
ただし、
ダブルは一巻取りの厚みがシングルより出るので、
自然とその分を考慮することはある
(慣れた量に合わせるように調整)
トイレットペーパーの表裏
シングルの場合
「シングル」の場合は外側になってる方が表
(巻いてある状態で表面に出ている側)
基本的に凹面の方が肌触りが良いので、
凹面がロールの外側に来るように巻かれる
裏側になる凸面の方は、
少しけばだっていて感触がざらつきぎみになる
(ただし、摩擦で汚れが取れやすいとされる)
ダブルの場合
ダブルの場合は、どちらも表面
(裏面同士を合わせることで両面表にしている)
凸面が内側、凹面が外側となって2枚が重ねられ、
外側はどちらの面も肌触りが良いようになっている