世界卓球選手権
国際卓球連盟(ITTF)主催の国際大会
毎年開催されているが、
1年ごとに個人大会と団体大会を交互に開催
(奇数年➝「個人大会」、偶数年➝「団体大会」)
国別でITTF世界ランキング上位の選手が出場し、
卓球の世界最高峰に位置付けられる大会
種目
個人大会
• シングルス(男子・女子)
• ダブルス(男子・女子)
• 混合ダブルス
団体大会
• 団体戦(男子・女子)
種目詳細
個人大会
シングルス
• 7ゲームマッチ(4ゲーム先取制)
• 本戦には、男女:各128人出場
ダブルス
• 7ゲームマッチ(4ゲーム先取制)
• 本戦には、男女:各64組出場
混合ダブルス
• 7ゲームマッチ(4ゲーム先取制)
• 本戦には、128組出場
大会方式
トーナメント形式で行われる
世界ランキングに応じて、
以下の様に分かれてトーナメントが組まれる
①. 予選ラウンドから出場する選手
②. 予選が免除され本戦から出場する選手
団体大会
【団体戦】
• 5人帯同、試合ごとに3人選出
• 1試合は5ゲームマッチ(3ゲーム先取制)
• 5試合(5シングルス)
➝3人で5試合
• 組み合わせは「ABCXYZ方式」で行われる
• 3試合先取のチームが勝利
大会方式
ディビジョン
世界ランキングに応じて
4つのディビジョンに分けられる
①「チャンピオンシップ」…24チーム
②「セカンド」…24チーム
③「サード」 …24チーム
④「フォース」…参加チーム数による
方式
それぞれのディビジョンにおいて、
さらに4つのグループに分けられ、
総当たりの「グループリーグ」を行う
グループリーグの結果より、
各ディビジョンにおいて、
上位同士、下位同士の「トーナメント戦」を行う
補足
チャンピオンシップの
上位トーナメントの優勝チームが、
その年の世界卓球選手権の1位のチームとなる
歴史
1926年
第1回ロンドン大会開催
(シングルス、ダブルス、混合ダブルス)
1928年
第2回ストックホルム大会開催
それ以降、「1年ごと」の開催
1940年~1946年
第二次世界大戦の影響により中断
1957年
第24回ストックホルム大会開催
それ以降、「2年に1度」開催
1999年・2000年
第45回大会は、開催年・開催場所をわけて開催
(それまでは個人も団体も同時開催)
個人➝「1999年:アイントホーフェン大会」
団体➝「2000年:クアラルンプール大会」
2001年
第46回大阪大会開催
(個人・団体同時開催)
2003年
第47回パリ大会開催
それ以降、個人大会・団体大会を交互に年1回ずつ開催
(奇数年➝「個人大会」、偶数年が「団体大会」)
競技開始年度
• シングルス(男子・女子):1926年~
• ダブルス(男子・女子) :1926年~
• 混合ダブルス :1926年~
• 団体戦(男子) :1926年~
• 団体戦(女子) :1934年~
個人・団体の交互開催のきっかけ
1999年の第45回大会は当初の、
ユーゴスラビア開催が内戦の影響で困難になり、
開催地が変更され、個人・団体も分けて開催された
団体戦➝2000年にマレーシアのクアラルンプール
2001年大阪大会では再び、個人大会、団体大会を
同時開催にしたが、2003年パリ大会以降は、
個人大会と団体大会が隔年で開催されるようになった